04 コウモリ型メカローバー ユピル

<登場メカ>


コウモリ型メカローバー ユピル


<登場回>


第4話 がためにプラハの鐘はなる


<舞台>


チェコ プラハ


<お宝>


カール4世の聖書


<解説>


 今回の舞台はチェコ・プラハです。


 神聖ローマ帝国皇帝・カール4世のお宝探しですね。


 ゼロ卿のアジトらしきお城(?)が登場しますが、ここにニトロ博士の実験工房があるようです。


 ファンなら興奮を禁じえません。


 んで、今回はコウモリ型です。


 「ユピル」の元ネタは、スラヴ地方に伝わる吸血鬼の名前で、「ウピル」「ウバル」などと呼ばれるそうです。


 メカローバーとしては初の、飛行可能タイプになります。


 いかにもコウモリっぽく、翼をバタバタさせて飛びます。


 のっけからスラムがいたずらで、大事な部分のネジを引っこ抜いてしまったものだから、ユピルは暴走して激突し、大破してしまいます。


 ネジの頭に宝石などはめ込む博士も悪いでしょうが、そこが博士らしくてなんともオチャメではありませんか。


 見えないところを飾るのは、職人の証左といえましょう。


 足の部分がタイヤになっているのですが、ここから吸盤(?)を発射して、対象物をキャッチできます。


 前回と発想は変わりませんが、仕込んでおくにうれいはないでしょう。


 しかし結局、アルフレッドの臀部でんぶをキャッチするにとどまるあたりがニトロ博士っぽい。


 メカローバーに吸盤は鬼門なのかも。


 大きな両目がライトになっていて、夜でもよく見えるように照らし出すことができます。


 また翼にかぎづめがついているので、これで閉まりそうな石の扉も引っかけられます。


 けっこうパワーがあるようですが、この爪がなかったらゼロ卿、ってましたね。


 最終的に、ケティで帰還しようとするモンタナたちを、しくこく追いかけてきました。


 このアニメでいうと、粘着パターンですね。


 てか、もはや翼、動いてねえ!


 どうやって飛んでるんだ!


 モンタナの操縦テクニックに翻弄ほんろうされ、船の上の石炭の山へ激突して退場となりました。


 個人的にはけっこう好きなメカローバーですね。


 ニトロ博士もちょっと、つかんできたのではないでしょうか?


 この辺からいよいよ面白くなってくる気もします。


 今回も読んでくださり、ありがとうございます。


 また次回、お会いしましょう。


 それでは失礼いたします。

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