05 ゾウ型メカローバー ガーネシア

<登場メカ>


ゾウ型メカローバー ガーネシア


<登場回>


第5話 タージマハルのひそかなたのしみ


<舞台>


インド


<お宝>


皇帝こうていシャー・ジャハーンの絨毯じゅうたん


<解説>


 今回はゾウ型です。


 『ガーネシア』の元ネタは、象の姿をしたインド神話の神・ガネーシャからでしょう。


 微妙にもじってあるところに、大人の事情が見え隠れします。


 色が赤いのは、お宝が皇帝シャー・ジャハーンの財宝だからでしょうか?


 シャーだけに、お宝がザックザク、なんちゃって。


 それはともかく、動力となるエンジンは、石炭を燃料とするようです。


 前輪はおそらく方向転換用で、後輪の三角キャタピラが、メインの駆動くどうだと思われます。


 リアエンジン・リアドライブといえるのでしょうか。


 こんな適当なことを言うと、カー・マニアの方からは、おしかりを受けそうですね。


 キャビンがついていて、ゼロきょうは少なくとも、快適のようです。


 長い『鼻』はノズルのようになっていて、この部分の『ホース』により、水を吸い上げることが可能です。


 後ろの排水用のホースを、ヒロイン・メリッサが機転をきかせて、リアルの象さんに踏ませ、反動で前方へ吹っ飛びました。


 これにより、けっこうボロボロになってしまいます。


 水上をボートで逃げるモンタナたちを、しつこく追いかけてきました。


 ダメージは受けているし、追いつけないだろうと、タカをくくっていると……


 なんと、ボディの両サイドからゴム風船が出現!


 気がつけば後部に水車まで!


 そう、水上型に変形できるのです!


 ゴムはともかく、水車はどうやって仕込んでいたんだ!?


 さすがはわれらのニトロ博士!


 そなえあればうれいなしです。


 てか、陸上型のときより、明らかに機動力があります。


 あっという間に、モンタナたちの乗るボートに、追いついてしまいました。


 しかし最終的に、モンタナお手製の『やり』でもって、浮力を得ているゴムを破られ、くるくる回転しながら退場となりました。


 デザインも含め、けっこう好きなメカローバーです。


 そういえば、オープニングにも登場していますね。


 そちらのほうは、『プロペラ』で空を飛んでいますが、本編では割愛かつあいされたのでしょうか?


 空を飛ぶガーネシアも見たかったですね。


 ちょっと残念な気もします。


 読んでくださり、ありがとうございます。


 今回は暑いところだったので、次回は寒いところかな?


 それでは失礼いたします。

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