第4話 妖精の谷 修正版
妖精の谷は村から出てしばらく進んだ森の最深部に存在する。
村を抜けると、僕たちは自然豊かな草原を歩く。
太陽の光が肌をじりじりと照らす。
季節はもう夏だ。
時々なびく風が心地よい。
休み休み進んでいくと、僕たちは目的の森に着いた。
森の中は木々が太陽の光をさえぎり、薄暗かったが、そのおかげで森は涼しく、歩きやすい。
地面は枯れ木や草が覆いつくし、リスのような小動物がこちらを見てどこかへと走り去っていく。
ちゅんちゅんと鳴く鳥のさえずりを耳に、僕たちは歩く。
しばらく進むと、だんだん川の流れる音が聞こえ、辺りはじめじめとしてきた。
地面の草木も湿っており、妖精の谷が近いことがわかる。
森を抜け、澄んだ透明の川を横に進み、ついに、僕たちは妖精の谷の入口らしき場所についた。
「ココからはルビー、お前次第だ」
そういい父は近くの木にもたれかかる。
この村では誰一人の力を借りずに、一人の力で妖精と絆を結ぶというのがきまりだ。
気を引き締め、僕は谷の中を進む。
つづく
~あとがき~
今回もアドバイス等がありましたら教えてください。
最近は小説を書くときに何が何だか分からなくなることが増えちゃって、自分の考えているストーリーですら忘れちゃいます。
こんな時はどうすればいいですか?
よければ教えてください。
それではまた次の話で、バイバイ!
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