記憶について
時間をかけて砂の城を立てた。
だけど波がくると簡単に崩れてしまう。
更地になった場所を眺めながら砂の城を思い出す。
不格好だったその城の姿は本物よりも鮮明に映っている。
アクリルケースの旅 月丘ちひろ @tukiokatihiro3
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。アクリルケースの旅の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます