第29話 (未定…)
金子「こんばんはーっ!為子さん、和ちゃん、いるーっ?!」
為子「あら嫌だ、ホントにゴジラが来たわ。(和子に)お前凄いねえ……(玄関に向かいながら)はーい。ただいま」
金子「為子さん、居る?お宅のハゲ……あ、いや、じゃなくってご亭主、良夫さん。さっき電話したのにさ、途中で切りやが……あ、いや、切っちゃってさ。まったく(云いながら勝手に上がり込んで台所へと向かう)」
為子「ちょ、ちょっと……あなたねえ、チャイムぐらい鳴らしてよ。勝手に上がり込んで……」
金子「いいから、いいから。和ちゃん、大変よ。お光様が、お米様が自宅で倒れられたのよ。あたしたち幹部への薫陶中にさ。突然泡を吹いて……うしろにひっくり返っちゃったのよ。もうあたしたちびっくりしてさ、急いで救急車呼んで矢切の渡し病院に担ぎ込んだの」
和子「えーっ?ホントですか?!」
金子「ええ、ホントもホント。お光様、あなたに目を掛けて可愛がっていらしたからねえ、あたし、取り敢えずあなただけには連絡して病院に来てもらおうと思って……」
為子「か、金子さん、ダメよ。急にそんなこと云われても。
喜劇・魔切の渡し 多谷昇太 @miyabotaru77
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。喜劇・魔切の渡しの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます