第7話
それから、クラスメイトは優について語ることはなくなった。
クラスメイトは知っていた。優はしっかり虐めの記憶を残していたこと、そしてもし何かしたら必ずもしかすると今度は自分の人生を終わらせる道連れ覚悟で何かしてくれるのではないかと
クラスの中でヒロだけは不満が大きかったが、そんなクラスの圧力で優を探し出すなんてことをさせなかった。
春「じゃあ、みんなどこに優がいるか分からないの」
夏「・・・」
春「待ってよ、それなら夏だけは知ってもおかしくないでしょ!教えてよ。ねぇ!!優はどこに」
夏「言えるわけないでしょ!!」
夏は机を強く叩く。
春「・・・夏」
夏「これ以上、優を傷つけようって言うの??そんなの出来るわけないでしょ!!」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます