END OUTER HEAVENのよもや話

自陣END OUTER HEAVENの後日談という幻覚小説の更に後の話、というかこういう出来事あったらいいなってやつ



【美空とかすみちゃんのよもやま話】

①後日談の終わり直後の話

部屋を一通り確認し終えた二人が真っ先に向かったのは風呂場。

荷物を寝室に降ろしてとりあえず汗を流そうとしたら、先に風呂場に向かっていたかすみちゃんの悲鳴が。

急いで向かった美空、顔を青ざめさせながらかすみちゃんが指さす先にはなんと大きめなムカデ。

美空は一瞬真顔になったあと、玄関から靴べらを手に風呂場に戻り、再発見したムカデの頭と胴を靴べらで寸断。

その後素早く、まだ若干動いているムカデの遺体を処理して美空はドヤ顔をする。

かすみちゃんが理由を聞いてみれば、父の実家で祖母から学んだそう。

そしてこの瞬間、この家での虫駆除担当は美空に決まったのだという。

ちなみにシャワーは一緒に浴びたし、寝室に戻ってすることはちゃんとした。


②美空スペースキャット事件

セッション中、頻繁にかすみちゃんの後頭部の匂いを吸ってた美空。

個別導入時にはかすみちゃんの部屋に入って一番最初の行動が枕の匂いを嗅ぐことだったり。

ことあるごとに投げキッスはするわ、キザなセリフを言ってみるわ、とにかく押せ押せで好きの気持ちを一片たりとも美空は隠しもしない。

そんな美空からの愛情溢れる行動を受け続けていたかすみちゃんが、一緒に暮らし始めてすぐのこと、ふとある時に美空を後ろから抱き締めたらいい匂いがしたのでそのまま後頭部の匂いを嗅いでしまい、美空がスペースキャットフェイスを5分続けた。

かすみちゃん曰く。

「美空ちゃんはキャラメルポップコーンみたいな匂いがする」

とのこと。

ほぼ猫じゃねーか。

それを受けてバチバチに恥ずかしくなった美空が、今度は首筋辺りを嗅がれそうになってやだやだするのを無理やり襲っちゃうかすみちゃんは居る。


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