16:怒涛のくのウィッチ 感想
お話
https://kakuyomu.jp/works/16818093078386363513/episodes/16818093079189848894
凄い、形態によって一人称が変わる系ヒロインだったんですね、しのぶちゃん! と、そこはともかくとして、相棒の
最強の魔法少女だったましおちゃんの妹ということで、高い素質はありながらも『何か』がその発露を妨げているらしいしのぶちゃん。ましおちゃんことマジオールちゃんの死亡シーンで一人称が「ボク」だったので、ひょっとしたらお姉ちゃんを救うことのできなかった若しくはお姉ちゃんの隙になってしまったということで自分が魔法を使うことに対して恐怖や抵抗感を覚えてしまっているのかも知れませんね。
師匠視点で、かつてバディを組んでいたましおちゃんよりも劣るところ、追い付こうとしているところを見つつも、それに加えて時おり感じるましおちゃんとの確かな違い、そしてその違いゆえに所々でましおちゃんを超えうる局面があったりなかったり──というのを比較的客観的な立場で見ることのできそうな物語で、わくわくしております!
魔法少女、そしてくのいち……どちらも独立したジャンルとして存在しているふたつの、まさかの融合であります。ちなみにどちらもエネミーは触手とかになりがちですよね。触手がエネミーという点でいくと退魔巫女とかもいますでしょうか(巫女だと和風の鬼とかもエネミーとして出てきそうですよね)。
魔法少女ですか……、筆者は少し前に完結した、人々の欲望を加速させる敵性生物に対抗すべく、その生物に憑依された人々のリビドーをその身に受け止めて、それらを力に変えて立ち向かう系の魔法少女漫画をどうしても思い出してしまうのですが、皆様の「魔法少女」といえば何でしょうか?
あとちょっと妄想が入るのですが、しのぶちゃんの旅路には死んだはずのましおちゃん(?)が立ちはだかるとかありそうですよね。『この
などと、最近憑依される魔法少女の話を読み始めている影響をもろに受けた想像をしつつ、『怒涛のくのウィッチ』の感想とさせていただきます。
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