9:弟子になりたいと願う子へ 感想

お話

https://kakuyomu.jp/works/16818093078386363513/episodes/16818093078685622370


 本当に、キュリエちゃんどうやって暮らしていたんでしょうね……。ララァの魔力で隠されていたのでしょうか? さすがは私の母になってくれたかもしれない女性だ!(違います)

 何やら底知れないものを抱えていそうなキュリエちゃんに慕われるディートリス。もはや彼の方を応援したくなってしまうような気さえしますが、こういう風にヒロインを秘匿してくれる師匠ポジションって……ほら、『皆のもの 引き上げじゃあ!(リメイク版では「引き上げだ!」になっています)』みたいな展開を想像してしまいませんか? なんというか、この世界で平穏に暮らせるようにしたいというディートリスのモノローグとかを見ていても、やっぱり「引き上げじゃあ!」が頭をよぎるのですが、もしかしたらキュリエちゃんに目を付けた何者かによって、彼女を秘匿してくれていたディートリスがあんな目やこんな目に遭わされたところから本編が始まったりするのかも知れません(という妄想です)。


 そもそも人間なのでしょうかね、キュリエちゃん。たぶん綴りがあるとしたらKyrieだと思うのですが、この綴りを見たらそうですよね、皆様も思い当たると思います。あのガチムチ麻婆完璧で究極の神父アイドル(筆者にとって終生の推しだからって凄い呼びようですが、筆者には本当にこれくらいの呼び方をしてもいいくらいの推しなのです)が映画のなかで見せた詠唱でお馴染み、Kyrie主よ eleison憐れみ給えが思い当たってしまうんですよね(作中では「この魂に憐れみを」と訳が付けられていましたが、基本的な意味は「主よ、憐れみ給え」だったはずです)。ちなみにキリエ・エレイソン自体は本当に某宗教の聖歌にあるもののようです。KyrieというのもKyriosの呼格だったような気がするのですが、一応導き手みたいな意味だったような……?

 もしかしたらキュリエちゃん、そういう存在もしくはその幼体とかだったりして……なんていう妄想が……!

 うはー、夢が広がリング!!


 ということで、『弟子になりたいと願う子へ』の感想とさせていただきます。

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