とりあえず10話まで読んで判断して欲しい

最初の数話ぐらいは戦闘から離れてた影響でブランクがあって弱く感じるけど、話数が進む毎に戦闘を経て勇者時代の強さを取り戻していって、タグ通りの最強を感じさせてくれる。
敵に襲われてるとき、知らない場所に飛ばされたとき、だいたいどんな状況でもぽやぽやとして呑気な様子が頼りなく見えるけど、作中の戦闘でその強さが示されていくとどんな状況でも余裕がある頼もしさに印象が変わっていく。

個人的に好きなのは、その展開の早さ。
悪の組織が出てきて一瞬で日本の未来が絶望的になったり、その裏で力を取り戻した勇者によって一瞬で壊滅したり。他者視点のシリアス絶望感と、主人公視点の軽さのギャップも見どころです。
戦闘もその強さからくるあっさり描写で、暇な時間に軽く読むのにおすすめです。