𐎢𓊆134録𓊇𐎽 DECEIVING of GLUTTONIY 〘☩〖FORTY-FIVE〗☩〙
____ピッ
「えっ?誰と電話?」
「ミーシャさんと」
「目の前のコレについて?」
「うん。なんか………肉体を1センチ四方以上残すと再生するらしい。どこの部位とかは問わずに、それが残っていると駄目らしい」
「消し飛ばしたつもりでも、それが微妙に残っているとダメなのかな?」
「そーなる、自切とかもありそうだな…………」
「本当に跡形もなく消滅させるような………バチバチの火力で殺しに掛からんとダメってことか?」
[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅𐎠]〘☩〖····························································〗☩〙[̲̅𐎠][̲̅𐎠][̲̅𐎠]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]
「……………何も喋らねぇし、動かねぇしで、何から何まで不気味なこった」
しかし、攻略法はあることは分かった。
ミーシャちゃん、予想以上に細かく白い巨人の事について知っていたことが少々驚きでもあるが…………長く生きていれば、私達の人間の寿命の内の概念だけでは語れない何かもあるだろうということで、私達で分からないことが分かっているのは当然だろうという事を頭に思い込ませた。
可愛いマスコットキャラというか、ワンちゃん擬人化したようなフワフワとした見た目の女の子でありながらも、こういうところで素早い判断力と要件の話し方を出来るところは………この世界を生き残り続けた理由の一つなのかも。
___カタカタカタカタ………
(とりあえず…………全身、跡形もなく消し飛ばすところから始めるとするか···············!!)
「)𐎼𐎠𐎫O𐎶O𐎼𐎡𐎶O𐎫𐎠𐎼𐎠𐎫O𐎼𐎡𐎴O𐎽𐎴𐎠𐎽𐎼𐎠𐎹𐎠𐎫O𐎽𐎶E𐎹𐎠𐎽𐎹𐎢𐎽𐎫O𐎺𐎠𐎽𐎬𐎼𐎠E…………」
[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅𐎠]〘☩〖······························・・・・・・・・・・・・・・・〗☩〙[̲̅𐎠][̲̅𐎠][̲̅𐎠]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]
白い巨人の頭の上に魔法陣を展開し、そこから光の魔法由来のレーザーによって消し飛ばしてやろうかと考えている。
実際に、どこまでの効果があるのかは分からないが………やるだけやってみるしかない。
それに、頭に魔法陣が展開された途端···············今まで全く反応が無かった白い巨人から殺気を感じた。
相変わらず、気持ちの悪いフクロウのような真顔の表情を保っているままだが、その視点は真っ直ぐ前を向いていたはずなのに、今は私の方を見つめている。
「……[̲̅I̲̅][̲̅Z̲̅][̲̅A̲̅][̲̅N̲̅][̲̅A̲̅][̲̅I̲̅][̲̅Z̲̅][̲̅U̲̅][̲̅K̲̅][̲̅I̲̅]"
[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅𐎠]〘☩〖・・・・・・・・・・・・・・
「「「「········································!!!」」」」
___ドシュゥゥゥゥンッ…………!!!!
(け、消された…………!?)
白い巨人に向かってレーザーが放たれたと同時に、白い巨人が声を発して…………その声と同時に私の魔法は、魔法陣ごと掻き消されてしまった。
詠唱をせずに、何かの異能…………魔法では無い力を使ったのか?
実戦経験が豊富ならば、相手が使った異能がどういうものなのかを直感でも判断出来るようになるのかもしれないが………まだ、経験の浅い私では、そこまでの細かい情報を瞬時に見極めるということは難しい。
[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅𐎠]〘☩〖········································豐穣熾カレン、月島ユキ、本蓮沼サクラ、竜宮城マリナ……………ようこそ、俺の会社である"私達の楽園"へ〗☩〙[̲̅𐎠][̲̅𐎠][̲̅𐎠]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]
「………………………はぁ?」
[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅𐎠]〘☩〖俺の会社の名前が"私達の楽園"という名前なんだよ〗☩〙[̲̅𐎠][̲̅𐎠][̲̅𐎠]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]
「別にここの会社の名前がどうなのかは知りませんよ」
[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅𐎠]〘☩〖けっ、自己紹介くらいさせろよ。散々のように好き放題、俺の体の周りで暴れ回った挙げ句…………足首までも持っていこうとしやがって〗☩〙[̲̅𐎠][̲̅𐎠][̲̅𐎠]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]
(……………急に、流暢に喋り始めたな)
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