𐎢‎𓊆126録𓊇𐎽 DECEIVING of GLUTTONIY 〘☩〖THIRTY-SEVEN〗☩〙


私も全く楓夏依の気配を終えていない。私の事を殺そうとしているわけではないから、特に気にすることもないかなと。楓夏依が殺されそうになった時だけ、楓夏依の事は気にすればいいだろうという考えではいる。基本的はね。


白髪女神がそれなりの相手だとしても、楓夏依がそう簡単にやられるとは思えない。楓夏依が仮に万が一、不利な状況に陥っても、すぐに殺されるような事態にはならない。


私は楓夏依の事を信じている。


私が殺らなくても楓夏依一人で殺れるという信頼はある。…………しかし、あまり負担を掛けたくないという気持ちの方が大きい。



いつでも………私は、白髪女神を殺せる体勢には入っている。



[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]…どこに居_____…[̲̅ᛣ̲̅][̲̅ᛣ̲̅]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]









___フッ……………












[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]…なっ_______!!??…[̲̅ᛣ̲̅][̲̅ᛣ̲̅]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]


「𐎼𐎠𐎫𐎠𐎶E𐎹𐎠𐎼𐎠𐎶E𐎠𐎼𐎠𐎶E𐎴O𐎺𐎠𐎽𐎴𐎠𐎼𐎠O𐎴𐎼𐎠𐎫𐎠𐎫O𐎽𐎫O𐏃𐎢𐎹𐎠𐎽𐎴𐎽𐎶O𐏃𐎡O𐎴O𐎿O𐎫O[̲̅W̲̅][̲̅O̲̅][̲̅R̲̅][̲̅L̲̅][̲̅D̲̅][̲̅I̲̅][̲̅S̲̅][̲̅T̲̅][̲̅A̲̅]"全てを斬り裂く悪魔の手デーモンハンド・クローズ"」


[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]…こ、の···············!!…[̲̅ᛣ̲̅][̲̅ᛣ̲̅]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]









___スパンッ…………










「おるあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!!!」


「ちょっ、ユキさん?」




私の今の、闇の魔法を纏った刀で首を切断したところだったのに、更に楓夏依がレイピアで心臓を貫いた。


完全にオーバーキルになってしまったな。



[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]…ぐは・・・・・・・!!…[̲̅ᛣ̲̅][̲̅ᛣ̲̅]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]


「カレン!!ちゃんと殺しきれてないやん!!」


「えっ?嘘?」


[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]…ぐほっ・・・・・げパァァ・・・・・・!!…[̲̅ᛣ̲̅][̲̅ᛣ̲̅]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]


「あっ········································」



首を切断したと思ったら生きていたのか?


斬り落としたのではなく、斬り落とさずに首の神経や血管などの内部を切断して死に至らしめるという攻撃をしたはず。


即死のはずだったのに、楓夏依が心臓をレイピアで刳り貫くようなトドメの刺し方をして、それがようやく致命傷になったような様子だった。


確実に、首にはダメージが与えられていたはず…………刀に首の骨が当たる感触をしっかりと感じた。


私の攻撃自体は空振りしたわけではない。


となると………………人の姿をしているだけで、白髪女神の急所は頭部では無かったという事か。






___ブシュゥゥゥ………ビチャビチャビチャビチャ








[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]…あがァ・・・・・・・!!!!ぐはぁ・・・・・・!!!!ごぱぁばぁ·························!!!!??…[̲̅ᛣ̲̅][̲̅ᛣ̲̅]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]


「てか、何で首にダメージ負っているはずなのに………普通に生きてんの?コイツ」


「首が弱点じゃねぇって事だったっぽい」


「見た目、完全に人間なのに…………首が弱点じゃないっていうのは、なかなかのフェイクだよ」


[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]…あば···············あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙····················かはっ・・・・・・・・・…[̲̅ᛣ̲̅][̲̅ᛣ̲̅]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]


「·············································」


[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅ᛟ̲̅][̲̅ᛟ̲̅]…____________…[̲̅ᛣ̲̅][̲̅ᛣ̲̅]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]


「ユキ、カレン。死んでるっぽいよ、コイツ」


「ユキ、コイツの死体…………好きにしていいよ」


「えっ?カレンは?自分の武器を充実させた方が良くね?誰よりも命狙われてるんだし」


「まぁ、それはそうなんだけどさ。私は私で何とかなるから」


「美咲と美香は?」


「「私達も大丈夫かな」」



···································何故、いちいちハモる。


定期的にハモらないと死ぬのか。この2人は。

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