𐎢𓊆127録𓊇𐎽 DECEIVING of GLUTTONIY 〘☩〖THIRTY-EIGHT〗☩〙
𐏃O𐎢𐎩O𐎢𐎿𐎡𐎣𐎡𐎣𐎠𐎼E𐎴
___カチッ、カチッ………シュボ…………
「······························ふはぁぁ〜」
「あぁぁ〜、疲れた疲れた〜」
「ここってトイレどこ?」
「もう、そこら辺でしてくればいいじゃん」
「拭くのが無いから無理なんだけど」
「そこら辺の落ち葉で拭いとけ」
「得体の知れない病気に掛かりそうなんですけど?」
白髪女神を討伐し、その死体は楓夏依のUSBメモリに取り込み、束の間の小休止の時間を過ごしている。
小休止………もしかしたら、1時間くらいはダラダラとする可能性もあるので、小休止とは言えないかもしれない。
……………コメントでも、適当に拾っておくか。キショいコメントとか来ているし。そういうのをネタにしてみるのもアリでしょう。
「"ちゃんとトイレ行けや"って言われてるよ」
「無ぇから困ってんだろうがよ。馬鹿じゃないの?あったら普通にしてんだよ。無いからどうしようって事を話してんのが何で分からないんだよ、クソかよ」
楓夏依がいきなりかましてきましたね。
そんなことを言いながら、池のところで普通に座って用を足している。タバコ吸いながら、私達の方にケツを向けて聖水を池の中に流し込んでいる。
その後は水の魔法をウォシュレット代わりにして、SexyZoneを洗浄した後に火の魔法を限界まで出力を落として、SexyZoneを乾かしてから来た。
何故分かるのかっていうと、思い切りやっているところが見えてしまったのだ。どんなに出力を抑えても魔法陣というものは出てくるもので………それが見えてしまって、何をやってるのかが大体分かってしまうという。
トイレでは無いところで用を足しながら、コメント欄に切れているのは面白かった。
どういう精神状態で「クソ!!」とか言ってるのだろう。
用を足しという用事を済ませた楓夏依は、ズボンの紐を締めながら私達のところに戻ってくる。
タバコの吸殻を噴水の水が溜まっているところに放り投げて、口の中に残っている主流煙を鼻と口から同時に出しながら、顰めっ面のまま歩いてくる姿はDQN以外の何者でも無かった。
「てか、トイレが充実している環境で戦えるわけなくね?何言ってんの?」
「ユキ、キレすぎだって」
「"おっ勃った"……………は?」
「"キレてるところも素敵(決してMではない)"っていう気色悪い赤スパが来てる」
「このさ、キモいヲタク特有の構文は何なの?〇〇〇〇〇〇(〇〇〇〇〇〇)みたいな形式の文章。
「"他人に変わることを求める前に、自分の事を変えることが先決なのでは?"···············だってよ、ユキ
「おい、カレンもカレンで笑ってんじゃないよ。てか、一つ言っていい?··············お前の居場所特定出来るから、いつでも殺せるから覚悟しとけよ?」
「言ってることは間違ってないけど、V豚のお前が言ってんじゃねぇよっていうヤツだよね」
「コイツ、カレンのところで赤スパ送ってるやん。この……"餡掛け豆腐"っていうの」
「気付かなかったんだけど」
「"ずっと一緒に居ようね。お互いに足りないところをお互いに補い合いながら、一緒に手と手を取り合って生きていこう"…………フハハハハハハ………!!」
「私よりも頭のネジ足りてねぇヤツが、私の何を補うっていうのでしょうか?しかも、知らないバチャ豚オジサンとなんて誰も手を繋ぎたくない決まってるやろうが」
「どういうつもりでこういうのを書くんだろう?」
「パンツ我慢汁でビショ濡れにしながら書いてんだろうな」
「レミオロメンの歌詞みたいな事を書いてんじゃねぇよ」
「粉雪は粉雪でも、頭の上から解けない粉雪降ってきそう」
「フケやん。それは絶対にフケが溢れ出ているヤツだわ」
「万年雪」
「タンパク質多めのクソ汚ぇ粉雪」
「"リスナー大事にしろ、お前らの生活費を出しているのは俺達だぞ?スパチャもグッズと二度と買わないからな"とか言われてますぜ?」
「お好きにどーぞ。1050万人から1万人減ったところで私にダメージ無いから。後、今までチャンネル外されている人数で100万人越えてるんですわ。1万減ったところで誤差でしかないんよ」
「これで何でカレンのチャンネルの同接増えているのかが分からない」
「というか、補い合いたいって言いながら、コイツさ…………色々無いじゃん。VTuberにガチ恋している時点でクソなの丸分かりなのに、何目線で補い合いたいとか言ってんの?って。お前に補える部分なんて無いんだよ!!」
「ヲタク殺しにきてるやん」
「誹謗中傷で色々と言われるかもしれないぜ?」
「されたくてコメント送ってるとしか思えんけど。されたくないならコメントしないで静観してろ」
「長い年月を経て、言葉の切れ味増してんな………」
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