𐎢𓊆106録𓊇𐎽 DECEIVING of GLUTTONIY 〘☩〖SEVENTEEN〗☩〙
大手事務所という扱いになっているCRY.STi⟬A⟭LLIZATIONで、既にチャンネル100万人登録者数を越している立場であったにも関わらず、トイレ実況生配信をするのは絶対におかしいというのは自分でも理解していた。
怒られるも分かるが…………無言にしたままで、何十分も無言の時間を作ってしまう方が良くないという、私なりの賢明な判断だと今でも思っている。
現世でも、トイレ実況をしようかと考えている。CRY.STi⟬A⟭LLIZATIONでは怒られたが、[̲̅N̲̅][̲̅E̲̅][̲̅V̲̅][̲̅E̲̅][̲̅R̲̅][̲̅L̲̅][̲̅A̲̅][̲̅N̲̅][̲̅D̲̅]でならば怒られないはず。
[̲̅N̲̅][̲̅E̲̅][̲̅V̲̅][̲̅E̲̅][̲̅R̲̅][̲̅L̲̅][̲̅A̲̅][̲̅N̲̅][̲̅D̲̅]の社長は私達CRY.STi⟬A⟭LLIZATION組には強く出れない立場である。
···································100万人登録者数を達成した記念で、普通の配信とは別にトイレ実況の配信をやってみようかな。
「豐穣熾カレン大先輩に憧れてるんです!!」って言いながら、一発かましてみるのも一興だろう。
「ふぅ…………あぁ、ニコチンが染み渡ったわ………」
「ユキへのアンチコメが増えてきてるわ。カレンにタバコ吸わせてんじゃねぇ!!って言いまくってるわ」
「おい、ヲタク共。私から貰っていただろうがよ。何、ユキのことを攻めてんだよ。私から寄越せって言ってんだから、文句なら私に言うべきだろうがよ」
「ヲタクをゴリゴリに煽っていくスタイル」
「煽るというかなんて言うか…………言いやすそうな子を狙って、見当違いな事を言うのはファンには要らねぇわ。今すぐにでもチャンネル登録者解除しろよ。してねぇ奴は一個一個調べ上げて開示請求関連の書類送り付けてやるからな!?」
「あの………その………えっと、落ち着いてくださいまし?」
「······························すまん、ストレスでキレそうになったわ」
「カレンの、変わらずのヲタクへの毒舌が止まらないな」
「こんなことをやっているのにガチ恋勢が湧いて出てくるのがよく分かんないんだよねぇ…………」
「本当にドMの集まりみたいのしか居らんよな」
「盲信者殖やし過ぎ」
「信者が馬鹿みたいに増えているのは私のせいじゃないでしょ?こんなことを言ってるのにチャンネル登録者が増えているのが分からん」
「カレンが色々と毒吐きまくって、それに合わせてヲタク達に耐性が付いてきている説が濃厚ですわ」
「頭から王水でもブッ掛けてやらないと言うこと聞かなそう」
「スイッチ入ると、ガチの暴言をヲタク君達に吐きまくるの………まぁ、それでこそ豐穣熾カレンっていうのはあるんだけどさ」
チャンネル登録者数が1000万人を越えているからと言って、リスナーに寄り添っている健全な配信をしているのかと言ったら、全然そんな事はない。
正直言って、健全からは程遠い配信しか繰り返していないのが豐穣熾カレンというVTuberでもある。
一応はアイドル的な振る舞いをしているが、それは配信の50%程度くらいにしか満たないと思う。
他は隙あらばメタと暴言と下ネタのオンパレードだから。収益の制限が掛からない程度のギリギリのラインを攻めつつの言動をブチ込んでいる配信しかしていない。
2期生とのコラボ配信でも、動画BANされるのでは?というくらいに暴言と下ネタが飛び交っていた。下ネタ使った暴言を当たり前のように言い過ぎていた。
楓夏依と2人で荒野行動の配信を、リスナー参加型でやっていた時…………は、そうでも無かったか。
2人でポピープレイタイムを最初からプレイし直すという企画で、チャプター1をやっていた時にハギーワギーに襲われて、滅茶苦茶な暴言を吐いていたような気がする。
「おい、テメェ!!ふざけんなよ!!」っていうのは全然優しく……飛び出した暴言の中ではマシな方。
「ぶっ殺すぞ!!社会不適合者みてぇな顔しやがって!!」って思わず言ってしまった時は一気に変な空気になったと思ったね。
楓夏依も失笑していた。楓夏依も楓夏依で「カレンのガチ恋勢って、こんな顔してるんやろ?」なんて言い出す始末だったのに、私の発言にはしっかりと引いていたのが少し腹立ったよね。
私のガチ恋勢について、化け物みたいな顔って言ってるようなもの。ハギーワギーというキャラクターの画像を調べてもらえると分かるのだが…………明らかに人間離れしているビジュアルなのに、それを限界ヲタク達に向かって言い放つというのは、「お前らは人間にガチ恋しているだけの化け物なんだよ」と言ってるようなもの。
確かに、その通りではあるのだがな。
間違っていることではないにしても、もっと言い方というものがあったのでは?と思う。
これで炎上するどころか、収益が減るということが起きなかったのが奇跡なくらいだった。
収益が減らなかったのはいい事なのだが………よく炎上しなかったと、安堵と疑問が入り交じる不思議な気持ちになった。その時は。
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