𐎢‎𓊆103録𓊇𐎽 DECEIVING of GLUTTONIY 〘☩〖FOURTEEN〗☩〙


「古来ってことは、だいぶ昔からあったんですね」


[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅𐎠]〘☩〖私達は人間を生きたまま喰らう………勿論、死肉を食らうこともあれば………そこら辺に生えている雑草や木の実なんかも食す………まぁ、雑食だな〗☩〙[̲̅𐎠][̲̅𐎠][̲̅𐎠]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]


「いかにも、食物連鎖っていう感じがしますけど」


[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅𐎠]〘☩〖食物連鎖のヒエラルキーの上位者達がお互いに食い合うのは当然の事…………お前達も、私達の死体を利用するだけでなく、普通に死肉を食している…………やっていることは変わらないんだよ………〗☩〙[̲̅𐎠][̲̅𐎠][̲̅𐎠]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]


「なんとなく、そんな感じはしますけど」


[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅𐎠]〘☩〖···································私達だって、家族くらいいる…………友人や、仲間だっている…………知的生命体が持つ仲間意識や家族愛というのは、決してお前達だけじゃないということは理解してほしいものだ……〗☩〙[̲̅𐎠][̲̅𐎠][̲̅𐎠]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲


「それ、私達側も化け物側も理解しているのが少ない以上………どうすることも出来ませんよ。本能には抗えません」


[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅𐎠]〘☩〖餓鬼が…………偉そうなことを………〗☩〙[̲̅𐎠][̲̅𐎠][̲̅𐎠]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]


「それもお互い様ですよ」


[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅𐎠]〘☩〖········································それも、そうか。…………なぁ、豐穣熾カレン〗☩〙[̲̅𐎠][̲̅𐎠][̲̅𐎠]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]


「なんでしょう」


[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅𐎠]〘☩〖刀を私の頭に翳せ〗☩〙[̲̅𐎠][̲̅𐎠][̲̅𐎠]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]


「自殺するつもりですか?放っておいても死にますけど」


[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅𐎠]〘☩〖言っただろう。古来より、お前達は私達を武器に作り替えてきたと…………私達の死体を使って、ゼロから精製する事もあるが………稀に、私達側から降伏と自決、何よりも···············目の前の相手に敵としての敬意を示し、その力に抗えずに死んでいったという自虐の意味合い………そして、無礼を詫びるために、自らの体を死に追いやった奴の、その武器の一部になるための術式がある〗☩〙[̲̅𐎠][̲̅𐎠][̲̅𐎠]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]


「そんなのがあるんですね」



化け物の、化け物なりの独自の文化というわけか。


昔の日本にも敵に降伏するくらいなら自決という選択をしたりするくらいだ。自分の犯してしまった罪を、自分の命を自分自身で絶つということが当たり前だった時代。


そんな、私達にとっては古臭いこと限り無い監修というものが、化け物の間は残っているということか。


完全に分け隔てられた世界に生きていた種族同士なのに、収斂進化のような…………類似性のある文化を身につけたものだ。


やはり、世界は自分が思っている以上の何千倍も何万倍も広くて謎が多い。



[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅𐎠]〘☩〖ほらっ………さっさと、刀を出せ〗☩〙[̲̅𐎠][̲̅𐎠][̲̅𐎠]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]


「随分と偉そうですね」


[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅𐎠]〘☩〖最期の最期まで、傲慢な猫の化け物として死なせてくれ〗☩〙[̲̅𐎠][̲̅𐎠][̲̅𐎠]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]


「………………………………」


[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅𐎠]〘☩〖九尾の猫の一族の純血は…………私の息子だけ………純血ではないものなら、そこら辺に沢山いるがな。一族によっては…………どっかの狗神と駆け落ちしたとか…………〗☩〙[̲̅𐎠][̲̅𐎠][̲̅𐎠]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]


「息子さんの死体も使った方がいいんじゃないんですか?」


[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅𐎠]〘☩〖息子はそれを望まない。あのまま、死んで腐り落ちていくのが本望だと生前話していた…………その我の強さ、誰に似たのやら………〗☩〙[̲̅𐎠][̲̅𐎠][̲̅𐎠]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]


「完全に貴女の遺伝ですよ、我の強さとか………戦い方も」


[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅𐎠]〘☩〖········································フッ、最期の最期に慰めの言葉か。心に響かぬと言いたいところだが………やはり、私も母親だったんだな〗☩〙[̲̅𐎠][̲̅𐎠][̲̅𐎠]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]


「…………………………………」


































······························大切に、使わせてもらいます。貴女の力。

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