𐎢‎𓊆100録𓊇𐎽 DECEIVING of GLUTTONIY 〘☩〖ELEVEN〗☩〙









___ガラガラガラ………ズシャァァァ………!!













[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅𐎠]〘☩〖い、今のは…………!!なんだ…………感じたことのない………異能の力が…………!!〗☩〙[̲̅𐎠][̲̅𐎠][̲̅𐎠]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]








___パチパチパチパチ………!!シュゥゥゥ………










「········································」


[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅𐎠]〘☩〖なんだ、その顔は………〗☩〙[̲̅𐎠][̲̅𐎠][̲̅𐎠]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]


「喋らないで」


[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅𐎠]〘☩〖餓鬼が……………!!〗☩〙[̲̅𐎠][̲̅𐎠][̲̅𐎠]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]










___フッ…………ヒュォンッ…………!!













[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅𐎠]〘☩〖········································ッ!!??〗☩〙[̲̅𐎠][̲̅𐎠][̲̅𐎠]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]


「マリナ!!」


「そんなに怒鳴らなくても分かってるわ。ユキこそ、タイミングちゃんと合わせてよね?」


[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅𐎠]〘☩〖虫共が………!!〗☩〙[̲̅𐎠][̲̅𐎠][̲̅𐎠]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]


「「虫以下だ、お前は」」









___ズドンッ………!!













[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]༆l̺͆l̺͆❂[[̲̅[̲̅𐎠]〘☩〖………………………………ゴフッ!!〗☩〙[̲̅𐎠][̲̅𐎠][̲̅𐎠]]☪︎l̺͆l̺͆༆[̲̅ᛗ̲̅][̲̅ᛗ̲̅]


(母猫よりも、楓夏依達の方が何十倍も化け物だわ………)



楓夏依と美咲の連携によって、母猫は胴体を貫かれて、それが致命傷となって口から大量の血を吐きながら地面に倒れ込んだ。


楓夏依のレイピアと、美咲の薙刀の同時攻撃によって、体に大きな穴を空けられたのだ。


いくらゴキブリ以上の生命力を備えていたとしても………体の末端の方は神経が生きていて動いていたとしても、普通の脊椎動物であるならば即死しているようなダメージを負っている。


ゴキブリでも、体の節々は動いていても、虫という生き物が体の末端部分も含めて一つ一つが生き物みたいなところがあると聞いたことがあるので、正確には生きているとは言えないかもしれない。


足だけ動いていても、本体が死んでいるならば………少なくとも、生きているとは言い難い状態か。



となると、コイツ等は生命力にステータスを全振りしているような虫の類よりもタフということになるのか………


瀕死とは言えども、生きていることには変わりはないのだから。緊急の依頼で、総督府も人を集めるのに必死になるのも理解出来る内容だ。



異世界転生から2ヶ月ほどしか経っていない私達に、こういった話を持ち出してくるとは………私達が転生した初日よりも更に人手不足に悩まされているようだね。


過去の"最前線組"の再生を狙った育成でもすればいいのにと私は思った。総督府側から声を掛けて、それなりの報酬や立場を約束するということで契約を結ぶことが出来れば、そこそこの戦力の人間が集められてるのでは?と考えたのだが…………2000年以上もそれが行われていないというのは、そのやり方に気付いていないから………は考えにくい。



となると、やってみたものの、結果再現するまでには到底及ばなかったから断念したというところかね。


第一、スカウト自体は行っている。私だって今は亡きシエルさんに半ばスカウトされる形でクエストバーサーカーとしての立場を得ることになったのだから。


そのシエルさんも殉職………あの日のうちに何人ものクエストバーサーカーが死んでいたとなれば、入ってくる人数よりも出ていく人数や死んでいく人数の方が上回るに決まっている。


[̲̅N̲̅][̲̅E̲̅][̲̅V̲̅][̲̅E̲̅][̲̅R̲̅][̲̅L̲̅][̲̅A̲̅][̲̅N̲̅][̲̅D̲̅]のライバーも社員もクエストバーサーカーとしての肩書きがあるのも納得だな。


社長も一応はクエストバーサーカーとしての立場はあるらしい。あまり、戦力にはならなさそうなのは、戦っているところを見ずとも察しがつく。



社長本人が戦えるのであれば、私達に依頼をよこすこともないだろう。自分では確実に処理しきれない案件だということを分かっていて、私達に丸投げしたとしか思えない。


それでいて、自分の手柄にしようとも考えていない模様………自分の手柄に出来ないように、総督府の方でも依頼を出す時点で色々と報酬のシステムについては細かく取り決めているのかも。



·························言っても、金よりも自分のやりたいことでそれなりの金を稼げて、楓夏依達と平和に暮らせれば何でもいいという気持ちが強い。


平和に何事もなく暮らしたいから、仕方なくクエストバーサーカーの仕事を受けているだけ。


緊急性が無いならば、絶対にやらない仕事よ。

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