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もりの計画をいろいろ聞いた。

日本も楽しいよ。ということだった。


もりに今度やる曲を聴いてもらう。

まだ不完全だけど、英語の発音を直される。

さすがもりは英語ペラペラだから。


英語の歌詞を日本語にもしてもらった。

自分でも一応してたけど、もりの方が正確だ。

へえ、そういう意味かって箇所もあってよかった。


「もり彼氏は?」

「ああ、彼氏か。居ないよ。」

「そうなの。あの人は?」

「ああ、あれね。もうずいぶん会ってない。」

「ふーん。」


「あっきーは?」

「居ない。」

「会社にいい人居ないの?」

「うんそーねー。居ない。」

それからひとしきり竹宮君の話をして笑いあった。

今頃くしゃみしているかも。


「付き合ったら?」

「えーやよ。年下だし。」

「あっきーは年下の方が合ってる気がする。」

「そう?」

竹宮君ねえ、だめだめ。ずっと怒ってばかりになりそう。

でも年下って言われてみるといいのかもしれないとちょっと思った。

考えたことなかったけど。

会社の後輩の幾人かの顔を並べてみる。

青田君の顔が浮かんで吹き出す。やめとこう。


「今はなんのバイトしてるの?」

「家庭教師。最近復活した。」

「へえ。英語とか?」

「そう。」

コロナ時期は仕事がないと嘆いていたから、よかったかな。

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