ピアス

目の前に宇宙がある

ぼくの目を不思議そうに見つめている

そんなに見つめて、こら君僕をどうする気だ


ぼくの身体に穴を開けたいのか

それならばぼくも君を見つめ返し君の身体に穴を開けてやろう

そうしてその穴にお洒落な葉っぱやら花やらをつければ素敵なピアスの完成だ


目の前に宇宙がある

わたしの目を確かめるように見つめている

私が何を考えているのか当てれる?

キミ、キミ


明日は何をしようか

身体にあいた穴に通すピアスでも探しに行こうか

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

君の目、僕の宇宙 骨身 @kotumigaikotu00

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ