君の目、僕の宇宙

骨身

愛と目

ガラス玉

ガラス玉が転がっている

僕の机に転がっている

いつから誰が置いたのか

わからない


きみ

きみが転がっている

僕のベッドに転がっている

いつからきみが置いたのか

わからない


宇宙

まるできみの目だ


どこまでも広がるその目の奥は、何を見ている

どこまでも広がるその目の奥は、僕を見ている?


なあ、きみ

少し僕のところへ近寄ってはみないか

少しでいいんだ、1ミクロンでも僕に近寄ってくれ


そうしたら僕は、少しだけまた君を知れる気がする

そうしたら僕は、宇宙についてまた少しだけ知れる気がする。


僕は知りたい。

その目の奥には何があるのか

その宇宙の中に愛はあるのか


目と愛、いつか僕達は噛み合う日がくるのか


なあ、きみ

いつになったらおきるんだ

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