第21話
時は、夕方5時半過ぎであった。
またところ変わって、
マンションは、
この時、
電話は、
「もしもしかあさん…今なにしてるって…子どもたちと一緒に晩ごはんを作っているのだよ!!…予定変更してくれ…なんで予定を変更しろと言うのだよ…また直也がウキウキしているから来てくれ…ふざけるなよ!!…かあさんは、ぼくたち家族の予定をぶち壊してなにがしたいのだ!!…直也はなにを考えているのだよ…かあさんはお人好し過ぎるよ!!…高校時代に一緒にお弁当を食べた仲だからと言うけど、時と場合を考えてよ!!…ふざけるな!!」
思い切りブチ切れた
………
またライン通話アプリの着信音が鳴り響いた。
だれが出るか…
かあさんはなにを考えているのだ…
「おとーさん…」
「おとーさん…」
「なんだよ〜」
「電話が鳴ってるよ〜」
「おばーちゃんから電話だよ〜」
「出ない…」
それから数分後も、着信音が鳴りつづけた。
「おとーさん…」
「おとーさん…」
「おばーちゃんが困っているよ。」
「電話に出てって…」
なんで電話に出なきゃいかんのだ…
ところ変わって、
テーブルに
テーブルには、
いいことがあったから
…と言うた。
「かあさん!!お人好しもいいかげんにしろよ!!」
「だからごめんなさいと言うてるでしょ!!」
「なんだそのあやまり方は!!」
「きょうは、
「
「ちがうわよ…きょうは
「
このあと、
「
「あっ、はい…来月から始まる会社のプロジェクトチームのチーム長に任命されました。」
「チーム長に任命されたのね…」
「はい。」
「おめでとう。」
「ありがとうございます。」
みんなにごはんとみそ汁が渡ったあと、晩ごはんに入った。
この時、まなやがほしそうな目で
それが原因で
まなやは『ワーン!!』と泣き出した。
まなやの泣き声を聞いた
「一体どうしたの?」
それを聞いた
「なんで止めるのだよ!!」
「ちょっと…まなやくんがなにをほしがっているのかを聞くから待って!!」
まなやの泣き声がさらにひどくなった。
「ワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーン!!」
「
「
「お前、なんとも思わないのか!?」
「怒んないでよ〜」
「
「
「まなやくんの泣き声がうるさいわよ!!」
「
「
「
「
「
「冷静になってよ!!」
同時に、
この時、
「ひっくひっくひっくひっくひっくひっくひっくひっくひっくひっく…」
まなやは、ひっくひっくと泣き続けていた。
「まなやくん…まなやくん。」
「ひっくひっくひっくひっくひっくひっくひっくひっくひっくひっく…」
「まなやくんは、なにが食べたいの?」
「ひっくひっくひっくひっくひっくひっくひっくひっくひっく…」
「おからが食べたいの?」
「ちがう…ちがう…」
「おからは身体にいいのよ~」
「おからじゃない!!」
「なにが食べたいの?」
「ひっくひっくひっくひっくひっくひっくひっくひっくひっくひっく…」
「それじゃあ、きんぴらごぼうかな?」
「ちがうちがう…」
「きんぴらごぼうじゃないの?」
「それじゃあ、マッシュポテトが食べたいの?」
「ちがうちがう…」
「まなやくんはなにがほしいの?」
まなやは、ひっくひっくと泣きながら食べたいものを言おうとした。
この時であった。
「ふざけるな!!ぶっ殺してやる!!」
(ガチャーン!!)
この時、居間に置かれていた大きな花びんが割れる音が聞こえたと同時に
「これはなんなのよ!!」
「
「よくもアタシをないがしろにしたわね!!」
「ないがしろにしてないわよ!!」
「それじゃあなんなのよこれは!!」
「きょうは、
「ふざけるな!!」
(ガチャーン!!)
思い切りブチ切れた
かたいものは、
「
「おかーさんはアタシよりも
「
この時であった。
「
「なによ!!」
「
「あんたにはカンケーないわよ!!」
「おばーちゃんは、
「カンケーないって言うてるでしょ!!」
「
「アタシは、おなかが大きくなったのでコーコーをやめるわよ!!」
「おなかが大きくなったからコーコーをやめるって…
「アタシは、
「そんなことはないわよ!!」
「やかましい!!アタシをないがしろにしたからぶっ殺してやる!!」
(ガラガラガラガラガシャーン!!)
このあと、
それから30分後に、
(ブーン!!ブーン!!)
それからまた40分後であった。
暴走族の男は、
この日を最後に、
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