第11話
時は、10月19日の午前9時半頃であった。
またところ変わって、日進市浅田町にある一戸建ての家にて…
この日、
家の周りに数人の鑑定士さんたちがいた。
時は、正午過ぎであった。
(ウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウー…)
ところ変わって、
構内にひるやすみを知らせるサイレンが鳴り響いた。
作業着姿の
大きなバスケットを持っている
「
「なんだよ!!」
「一緒にごはんを食べよ♪」
「オレはひとりで食べたいのだよ〜」
「よくないわよ…午後からお仕事がたくさんあるのでしょ…一緒にごはんを食べよ♪」
「おい!!」
この時であった。
お仕事を終えた
またところ変わって、工場の構内にある藤だなにて…
「
「なんだよ!!」
「今度の日曜日は、予定をあけてね♪」
「なんで予定をあけるのだよ〜」
「その日は、ワシントンホテルへ行くのよ♪」
「ワシントンホテルへなにしに行くのだよ!!」
「ブライダルフェアへ行くのよ♪」
「ブライダルフェアだと!!」
「そうよ♪」
「なんでブライダルフェアへ行くのだよ!?」
「なんでって、
「聞いてねえよ!!」
「もう決まったのよ♪」
「
「アタシはダンナが大キライだからリコンしたのよ♪」
「それじゃあ、お前はオレが好きだからサイコンするのか!?」
「そうよ…好きとケッコンは一緒よ♪」
「
「
その後、ふたりはお弁当を食べ始めた。
またところ変わって、有松のイオンタウン内にある大垣共立銀行の支店にて…
支店のオフィスに
そこへ、ランチ休みをしていた女性従業員さんがオフィスに戻って来た。
女性従業員さんは、困った声で
「今江さん。」
「なんやねん〜」
「セールスマン風の男の人がものすごく怒った表情で今江さんに会いに来たようです。」
「今仕事中や〜」
「今江さん!!」
「分かったよ〜」
それから数秒後に
「ただいま。」
「おかえりなさい〜」
「だれが来ているの?」
「ええ、
「立浪課長のご子息が来てるって?」
「せや…今江さんは、なんぞ悪いことしたの?」
「さあ…」
めんどくさい表情を浮かべている
ところ変わって、応接間にて…
応接間に
思い切りブチ切れた
「おいコラ!!」
「なんですか急に〜」
「オドレは
「そうですけど…」
「おい!!オドレの嫁がうちのきょうだいに色目を使ったようだな!!どうするつもりだ!!」
「すみません…妻は…私がキライだから…」
「嫁はオドレが大キライだからリコンしたのか!?」
「はい…」
「
「まだです〜」
「ほんなら出せ!!」
「出します…」
思い切りブチ切れた
「まだ大丈夫か!?」
「はい…」
「リコンを突きつけられたあとショメイナツインした…オドレはどうなんだ!?」
「はい?」
「嫁とリコンする気はあるのか!?」
「ありません〜」
「よし分かった!!」
このあと、
その後、怒った声で
「これで解決した…今度、うちのきょうだいに色目を使ったら考えがあるから覚悟しておけ!!」
思い切りブチ切れた
そこへ、女性従業員さんがやって来た。
「ちょっと今江さん!!きょう中に片付けなきゃいけないアンケンがたくさんあるのよ!!はよ戻ってや!!」
(バーン!!)
思い切りブチ切れた女性従業員さんは、応接間のドアをバーンとしめたあとデスクに戻った。
時は、夜7時40分頃であった。
ところ変わって、
食卓のテーブルに、
テーブルの上に、
居間のテレビの画面に中京テレビが映っていた。
この時間は『突撃ファイル…』が放送されていた。
遅い…
この時であった。
「
「なんだよにいさん〜」
「こんな遅い時間までどこにいた!?」
「オレは今、帰って来たところだよ〜」
「その時間まで今江の嫁のところにいたのか!?」
「
「だまれ!!」
思い切りブチ切れた
その後、怒った表情で
「おい…(テレビを)消せ!!」
「
「(テレビを)消せ!!」
「アタシは、『突撃ファイル…』をみてるのよ!!」
「やかましい!!」
(ガシャーン!!)
思い切りブチ切れた
ガラスにニポポ人形がぶつかったはずみでガラスがこなごなに割れた。
こわい…
おびえた表情を浮かべている
それから20秒後であった。
「すわれ!!」
「なんだよ~」
「すわれと言うたらすわれ!!」
「やめてください!!」
「なんやオドレ!!」
「おだやかに話し合いをしてください!!…ギャー!!」
(ガシャーン!!ガシャーン!!)
思い切りブチ切れた
ガラス戸の中に入っていたガラス食器がこなごなに壊れた。
思い切りブチ切れた
「オラ!!」
「なんだよにいさん!!」
「オドレはふざけているのか!?」
「なに怒ってるのだよ!?」
「オドレはいつ頃から今江の
「
「ウソつくな!!」
「やめてください!!」
思い切りブチ切れた
(ガチャーン!!)
パターがかびんに直撃したので、かびんがこなごなに壊れた。
「オレは気に入らない…オレは気に入らないのだよ!!」
「だからなにが気に入らないのですか!?」
「
「里英さんと
「幼なじみだからなんだと言うのだ!!」
(ドスーン!!)
思い切りブチ切れた
「幼なじみ同士だからなんだと言うのだ!?…幼なじみ同士だから好きだと言いたいのか!?」
「ちがいますよ!!」
「それじゃあ、なんなのだ!?」
「
「ふざけるな!!オレは気に入らない!!…不公平だ!!…不公平だ!!…
「そんなことは言うてません!!」
「ふざけるな!!」
(ドスーン!!ドスーン!!ドスーン!!)
思い切りブチ切れた
「オレは小さい時から友人がいなかった!!…オレは勉強だけしていた…大学に行っても勉強一本だけに集中したから…サークル活動もゴーコンも…しなかった…サークル活動やゴーコンなんか大キライだからしなかった…楽しいことを全部ガマンしたオレの気持ちをふみにじったから許さない!!」
「にいさん!!あんまりだよ!!」
「ふざけるな!!」
「オレと
「ああ!!気に入らない!!オレに花嫁さんが来ない原因を作ったのはオドレだ!!」
「言いがかりをつけるのかよ!!」
「言いがかりをつけたのはオドレだ!!」
「やめてください!!」
「止めるな!!」
「おだやかに話し合いをしてください!!」
「だまれ!!」
「なんだよにいさん!!」
「なんやオドレ!!やっつけてやる!!」
「にいさんなんかうざいのだよ!!」
「やめて!!」
このあと、
「オドレばかり不公平だ!!」
「うざいのだよあんたは!!」
ドカバキの大ゲンカは、約4〜5時間に渡ってつづいた。
(ブロロロロロロロロ…)
次の日の朝10時過ぎであった。
家の前にジャンボタクシーが停まった。
ジャンボタクシーの中から
この日、
前の日に
そしてこの日、
退院した
ところ変わって、広間にて…
広間のテーブルにあるイスに
これはどう言うことだ…
ちえみは、ものすごく困った声で言うた。
「兄さん。」
「なんだよ~」
「ゆうべ、なにがあったの?」
お茶をいれる準備をしている
「
「
「
「
「
「ちょっとそれどう言うこと?」
ちえみの問いに対して、
「
「ちょっと兄さん!!」
「なんだよ~」
「
「いないよ~」
「どうしていないのよ!?」
「今は身の丈に合った
「兄さん!!」
「なんだよ~」
「兄さんと
「向き合っていたよ…だけど、
「人のせいにしないでよ!!」
(ガーン!!)
思い切りブチ切れたちえみは、近くにあった小皿を
「兄さん!!」
「なんだよ~」
「
「あれは男の子は男の子らしくしろと言うただけだ!!」
「やかましいポンコツ!!」
「やめてください!!」
「止めないで!!にいさんは悪いことをしたと思ってないのよ!!
「なんだと!!」
「うるさいわね!!」
「やめてください!!」
思い切りブチ切れたちえみは、
この時であった。
(ドサッ!!)
イスから立ち上がった
「ああ!!おばさま!!おばさま!!」
「
しかし、
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます