2.5話・神の部下

もう小数点話は私の息抜き回決定、さて、記念すべき小数点回1回目は2話のキリィ―と絢ちゃんとは別のその時の唯ちゃんたちです、文字数も経過時間も圧倒的に少ないですが、地上で経過した時間としては全く同じです、キリィ―君凄いですね。


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 先ほどまで教室にいた教師・生徒・ボディーガードその場にいた全員が、罅から発された光が収まりその視界が開けた時、先ほどまでの教室の風景ではなく真っ白な殺風景な風景が広がる空間に立たされていた。

 教室に唐突に表れた罅、その存在は罅が光始めた時点で、教室の全員が気付いていた。

 唯と都月の二人は異変を感じた瞬間に絢を守りに行ったものの不甲斐なくその絢本人に守られてしまった、視界が明けた時二人が周囲を見回すがその他の顔は見えるが絢だけがその姿が見えない。


「お嬢様は何処に……」


 都月がそう言葉をこぼすよりも先に、大きな風の音とともに光り輝く人間なようなものが現れそれはその場にいた全員の視線を集め、都月の声をかき消してしまった。


「皆様、この度は申し訳ありません、それと同時にありがとうございます」


 その後方から比喩でもなんでもなく文字通りの後光が射し、その姿が待とう神々しさは、その者が唐突に神と名乗ったとしても納得しそうな程の雰囲気を放ち、唯と都月、担任と学級委員長、この4人を抜き全員がその口を閉じるには十分だった。


「またも唐突で申し訳ないのですが、貴方達にはハーネイと言う世界に行っていただきます」


 まるであらかじめ言うことが決められているかのように放たれたその言葉は、謝罪の体裁をとりながらも音色やトーンにその意思が存在しない、暖かくも冷たいその言葉は彼らに不思議なほど高い信用度を植え付ける。


「貴方達には、私からできるせめてもの祝福として、いくつかの力と知識を授けましょう……」


 その言葉の直後にその者の裏からあふれる後光から光の帯が射す、その光によってか今まで知らなかったはずの情報が頭の中を流れ、体温が上がったわけでもないのに自然と体に温かさが沸き上がる。


「皆様、あの世界をよろしくお願いします」


 そして、誰もそのものに何も言えないまま、再び白い光へと包まれる……

 次の時に彼らの目に映るのはどこかの王城のような景色だった……


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大問題です、この小説の問題部分は何処でしょうか……、そうです、3つ目の話にもなってまだ異世界の景色がほとんど書かれていないことです!!

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