第3話 雨蛙 玄関引き戸に 仮住まい

 梅雨入り前ですが、夜になると我が家の玄関引き戸の立桟の狭いすき間に、アマガエルさんが3,4日連続でじっとお休みしておられましたとです。一回はどうした間違いかお家の中に挨拶しに来られてたので、丁重にお外へ退出していただきました。

爺さんと同じで、奥様と喧嘩でもして追い出されたのかもですが、よほど、その隙間感が居心地よかったのだと思います。

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