第8話仕事は建築関係?
品川クリニックへ
マジマジと草津の顔を観た。
上から下まで観ていた。
一瞬、言葉が詰まった理由は想像した年齢より20も掛け離れていた事に驚いて次の言葉が出なかったからだ。
「ジロジロ観んといて俺の顔に何か付いとん?」
機内インフォメーションで、離陸につきシートベルト着用を促していたので、草津も美那も腰の左右からベルトを引っぱり出した。
「仕事は何をしとん?俺は建築関係やけどな。」
人に質問するときは先ず自分の情報を公開すると、プロトコルは出来上がっていた。
明け透け痩せ形青年が・・・、青年がといってもあと2年ばかし過ぎると五十路なのだけれど。
何だか親近感が沸いては初対面とは思えなかった・・・。
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