年末調整ですわ

「その控除額、実に35億……!」


「何ごとですか、サタナエラ?」


「アザゼラお姉さま、年末調整ですわ」


「シェミーが思うに、われらは無職ですわ」


「いな、悪役令嬢が職業です」


「寝ているだけで素敵な手取り!」


「不労所得ですわね」


「ストック型にございますれば」


「学長涙目」


「こんにちわ~っ、サタナエラで~す!」


「よしておきなさい」


「よい子のための異世界転生、悪役令嬢へ~ん! 悠々自適っ!」


「あっちゃんですか」


「ねぇっ!」


「似てません」


「沈没船でぶべら」


「やめろ」


「今回はチューバー特集ですか?」


「微妙にオブラート」


「所得隠しはお手のもの~」


「コラっ!」


「ネズミ」


「阿部さん」


「うほ」


「あ」


「安定のインフレ」


「小手調べです」


「なんの? ねえ、なんの?」


「ところで貯めこんだマネーは?」


「言いかた!」


「クラーケンの胃袋にプールしてあります」


「やはり実弾にかぎりますねえ」


「電子でもいくらか用意しております」


「ワルよのう」


「お奉行様ほどでは」


「昭和の悪党ですね」


「税務署がとっとこやってきますぞ」


「ハムスターですか」


「返り討ちです」


「前代未聞の意趣返し!」


「お上がこわくて商売ができますか」


「しておりませんが、なぜかお金はわいてきます」


「またチート転生した勇者でも買いますか」


「漫画に登場するような成金ですね」


「ぼく、お金を悪くいうやつ、許せないの」


「タフか」


「毒蛭っ!」


「んかぁっ!」


「涙目」


「ところで書類は書いたのですか?」


「アプリと紐づけして自動的にできあがります」


「時代ですね」


「シェミーがHTMLで作りましたわ」


「う~ん、大丈夫かなあっ!」


「HTMLはよいぞ?」


「みんめい書房ですか?」


「ひろゆきです」


「ぬるぽ」


「が」


「ジャミラ」


「が」


「稲中か」


「くれろ」


「う~ん、ピンポン違い!」


「さて、冬支度でもしますか」


「ここにも冬があるのですね」


「福岡ですから、いまさらですが」


「朽木が日本海を泳いでこちらへ向かっています」


「ドリアンか」


「何回脱獄すれば気が済むのですか」


「秋田から脱出することイコール脱獄とは」


「バタフライでやってきます」


「もっとも体力の消耗が激しいという泳法ですね」


「リサの旦那が演じたキャラですか」


「阿部さん系に大人気です」


「阿部さん系ゆうなや」


「うほ」


「すなあ」


「そんな情報をどこで?」


「聞こえな~い」


「いい年をしてお盛んですわね」


「健康優良児です」


「ガキか」


「爆風スランプ」


「この〇ゲ~っ!」


「ザ・サンプラザ」


「高校時代のあだ名ですね」


「合衆国の恥部、よくごぞんじのようだ……!」


「毒を以て毒を制す」


「眉なしめ」


「ほかの三人は何をしに来たのですか?」


「いまさら? ねえ、いまさら?」


「円卓も意味をなさんな」


「言いなさんな」


「見事……!」


「もう読んでねえし」


「老害ですね」


「ジャンプを読むのをやめただけで?」


「刃とか廻戦とかはわかんねえっす」


「電話回線の世代ですから」


「さすがは昭和」


「石田?」


「だーいし」


「とんねるず?」


「ゲロゲロ!」


「ちゅーこと」


「巻いて巻いてぇっ!」


「ラッコラッコ」


「まるで博物館ですね」


「表現自重」


「陰に謎の組織が」


「龍影会ですか?」


「イエスタデイ・ワンスモアです」


「そっち? ねえ、そっち?」


「今回はずいぶん長いですね」


「呼吸をするように書いています」


「金にもならんことを」


「いいじゃありませんか、ハッピーなら」


「よろぴくね~」


「表面張力」


「終わりが見えないの」


「人間の人生と同じです」


「深い!」


「不快です」


「ヒーロー気取りのクソ野郎」


「タイムリーですね」


「わかる人にしかわかりませんが」


「そのぶん、特別感が」


「パンツ職人?」


「戻っとる」


「ボロが出ないうちにしめますか」


「さんざん出しとるやんけ」


「安定の朽木仕様です」


「アポトーシスすなあ」


「あぽ」


「報われました」


「バキインフレだけは鉄板ですね」


「阿部さんもお忘れなく」


「うほ」


「同じ回に三度もうほるバカがいるか」


「うほるゆうなや」


「掘るのも掘られるのも」


「やめれ~」


「いつから目覚めたのですか?」


「擬態かもしれません」


「あの朽木なら、あるいは……!」


「目薬を買いにいきましょう」


「何に使うの? ねえ、何に?」


「夜は長いですから」


「イズ・ディス・ア・メタファー?」


「ポーネグリフなんて読めませんよ?」


「言語能力ひくっ!」


「あきてきた」


「ウツロの続きを書きましょう」


「あの方のため」


「閣下ですか?」


「デーモン?」


「そっち? ねえ、そっち?」


「いいかげん終わりましょう」


「さしものN氏もあくびをなさるかもしれませんゆえ」


「ユエ」


「いい男」


「4度目ですぞ?」


「クールイケメンには目がなくて」


「だから目薬?」


「あんまうまくねえなあ」


「閣下のこせがれおつ」


「こせがれゆうなや」


「もう2000文字近くも書いてしまいました」


「仕事よりがんばっとるやんけ」


「命かけてますから」


「これに? ねえ、これに?」


「このへんで下の世話でもしますか」


「祖母の介護のことですよ? にこにこ」


「闇」


「朽木の暗部は夜よりも深い」


「悪魔か」


「いいえ、魔人です」


「トゥイッターもチェックしてね♡」


「宣伝おつ」


「CMが入ったところで」


「せ~の」


「ほほほのほ」


 ここまで書いたところで音石明のように燃え尽きたわたしなのです。


 おう、いえ~あ。


「タイトル回収はど~お・し・た~」

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