クラーケンですわ

「ずずででどどっど、おうっ、でででで」


「なんですか、サタナエラ?」


「アザゼラお姉さま、クラーケンですわ」


「マザー2のBGMですか」


「シェミーが思うに、再現度すごっですわ」


「およそ役にも立たないスキルで朽木にまさる者などおりません」


「チートならぬチープですわね」


「うまいことを、でも傷つく。昭和生まれだもん」


「アタックですか」


「実力の差がありすぎる……!」


「バカだぜあんた」


「へし曲がってやがる」


「安定のバキインフレですね」


「ところでなぜにクラーケン?」


「放し飼いにしていたのが逃げ出しましたわ」


「適当にその辺を食い散らかしたら戻ってくるでしょう」


「先回は異世界が三つほどおしゃかになりましたが」


「知りませんし、どうでもよいでしょう。われらの管轄外ですから」


「責任感の欠如した飼い主ですね」


「欠如~、からの、女傑~?」


「おけつですって?」


「えげつな! そして下劣!」


「朽木の存在そのものです」


「下の世話には余念がありませんから」


「それも表現、人間だもの」


「謝れ」


「ネギの皮でもむいているのがお似合いです」


「ん~、きわど!」


「素敵な朽木」


「おいしいウ〇コと等価です」


「また卑下っとる」


「ヒゲヒゲの実ですか」


「欲しいところに毛がありません」


「ん~、オブラート!」


「包むのは得意ですから」


「コラ!」


「ええかげん怒られるでぇ」


「運営が……」


「ビッグエッグ・サー!」


「なんくるないさぁ」


「涙も枯れ果てました」


「こじらせ!」


「それを創作に落とし込んでいるのがすごいですねぇ」


「唯一の強みですな」


「まさに体現者」


「おや、復活してきましたか?」


「何が? ねえ、何が?」


「ええかげんにせぇや」


「じゃけ~ん」


「ここが心臓です」


「死にましぇん」


「し~ましぇ~ん」


「うほ」


「やらないか?」


「阿部さん」


「つなぎ」


「ああ」


「別テンプレ発動」


「発動するならトランザム」


「どういう意味? ねえ?」


「ホワイトベース」


「今回はえぐるようなニュアンスの多用ですね」


「右手」


「シオマネキやめれ」


「カニ食いたい」


「もはやチラシの裏です」


「いまさら? ねえ、いまさら?」


「チラシ寿司」


「寿司は好きですな」


「あとはカツ丼」


「ステーキも」


「おそろしいまでの昭和臭」


「あむあむ~」


 シグルイ風に戻す。


「兄貴涙目」


「そっちのあむかい」


「幕を引きますか」


「かっこよくの」


「引いているのは」


「やめれ」


「せ~の」


「ほほほ!」


「ところでクラーケンは?」


「あ……」


 朽木はクラーケンに食べられたが、胃液がナイスなジェルだったため、結果、キューティクルがすべすべになりましたとさ。


「一匹足りませんね……」

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