編集済
第1話への応援コメント
皆さんが犯人の事をコメントしている中、あたしは変な部分が気になってしまいました💦
すみません。
この死んだ叔父が、嵐の中酔っぱらって家に来た……までは分かる(理解も納得もしませんがこういう輩は一番面倒なタイミングで面倒なことをしでかすものですからね)んですが
その後、雨の中田んぼを見に行くという心理の部分に、少し引っ掛かっております。
単に酔っぱらって前後不覚になっていた、ということなのだとは思いますが……。
このろくでなしの事ですから、自分の田畑など、とっくに売り払ったか作付も手入れもしていなかったような気がします。
そんな人間が、何故雨中に出ていったのか。
私が主人公なら当然止めずに「そのまま川にでも落ちて流れて死んでくれればいいな」と行かせるとこですがw
止める主人公を殴ってまで外に出ていく、という部分に(ガキに止められて反射的にキレて殴る、というだけの事かもしれませんけど)
何か目的でもあったのかな? 田んぼを見に行く、は恐らく適当な言い訳。
この雨中に、誰かと何か待ち合わせか計画、或いは良からぬ魂胆でもあったのだろうか? という部分が私の中の謎として残りました。
仮に、誰かに呼び出されていたのだとしたら……何となく犯人が想像できるような気がします。
もしその辺の裏設定とかあったら嬉しいのですけど……たぶん考えすぎですよね✨
村という閉鎖社会での因習や不貞関係というのは、胸に来るけど読んでしまうジャンルなんですよね💦
この惹き込まれはなんなのだろう、と常々疑問を持っておりました。
……NTR好きに近いものなのかな?w
作者からの返信
天川さん、
お読みいただきありがとうございます。
ご指摘の点の回答をさせていただきます。
この話は叔父のタカシの頭がおかしいことを前提としていただければと思います。
タカシが雨の中にやって来てのは、あわよくば主人公の母親を……という考えからだったのでしょう。
しかし、酔いつぶれて寝てしまった。
そして、目を覚ました時に「田んぼ……」の下りになるわけですが、ここで言う田んぼは主人公の家のものとなります。祖母からの遺産として受け継いだものの一部で主人公の家がボソボソと続けていたものです。
天川さんの書かれている通り、タカシは自分の田畑は全て売り払ってしまっています。
なので主人公の家の田んぼを恩着せがましく見に行ってやる的な感じで言ったのだと思われます。
ここで恩を売っておけば……という打算があったのでしょう。
主人公が止めたのは、自分のところの田んぼを見に行くと言って出ていかれて何か起きたら面倒だという気持ちがあったのかもしれません。
結果的には主人公が何かを起こしてしまったのですが。
といった感じです。
ただ主人公の回想だけで、なにが事実なのかはわからないという曖昧な感じで描いています。
裏設定、そこまで考えつきませんでした。
色々と考えて読んでいただけたこと、感謝しております。ありがとうございます。
因習とか、閉鎖された空間、秘密の共有とか、皆さんお好きですよね。
私も大好きなのですが、なんなのでしょうね、惹かれてしまう理由って。
第1話への応援コメント
おはようございます。
徐々に真相へと迫っていく感覚が、描かれ方が素晴らしいですね。ろくでもないタカシさんは誰からもきっと相当の恨みを買っていたのでしょう。とはいえ、人を殺めることは決してしてはいけない事。優しい義父の言葉や手紙が、主人公を優しく包み込むようで……それがかえって、義父の見せる事がなかった一面を想像させてゾクッとしました。
怖かったですが、とても面白かったです😊
作者からの返信
ヒニヨルさん、
お読みいただきありがとうございます。
誰からも殺される理由のあるタカシ。でも誰が殺したのかはわからない。という物語をミステリーではなく、人間ドラマとして描いてみました。
義父の優しさは仮面だったのか、それとも本当の姿なのか。
楽しんでもらえたようで、良かったです。
編集済
第1話への応援コメント
ぐいぐい引き込まれて、面白かったです。
主人公が大学に行く時に義父は真実を明かさず、死後に手紙で明かす。義父はタカシと同級生で唯一話を聞く。祖母は怒鳴っていた。雨の中、皆で捜索した。母親は無理矢理関係を強要されていた。葬儀は盛大に行われた。つい推理したくなりますが、こう言うピースが全てミスリードで、死んだ父親が生きており、タカシが遊び人になった要因が、駐在さんの妹である恋人を兄に取られ駆け落ちしたせいであり、腹いせにその嫁を抱いていた。だが、諦めきれないタカシは駐在を通し元恋人から兄に連絡、遺産について話し合いがしたいと呼び出した日が台風の日だった。そこでタカシは兄を殺そうとして失敗し逃げられ、主人公の家にいないか来てみるがおらず、そのまま寝てしまう。起きて腹立たし気に思い、思わず家を飛び出し奇声をあげていた所で主人公に川に落とされてしまう。そして村人が捜索時に、手傷をおった兄を発見。殺されかけた事を告げ、元嫁が好きだって駐在を説得し、村の為にも皆でタカシを排除する事となった。そして竹林でタカシも発見され……、なんて大どんでん返しを想像してしまいました(^ ^)
作者からの返信
福山さん、
お読みいただきありがとうございます。
壮大なスケールの物語が!
作者が描かない部分の想像は読者の自由ですからね。まさか実の父が生きていたとは……。
第1話への応援コメント
独白めいた回想で進みながら、最後のひねりが効いていて、サスペンスとして良かったです。駐在さんと消防団の中に殺害した人がいるのでしょう。一人が岩で殺害して、竹やぶに運び、発見を遅らせたのかもしれない。
みんな、真相を墓場までもっていたのだろう。雨だけが、知っているのでしょうね。
作者からの返信
snowdropさん、
お読みいただきありがとうございます。
誰がタカシを殺したのか。実は、書いた時は特に意識していませんでした。
読んでくださった皆さまが推理していくのを楽しまさせていただいてます。
きっと真相はみんな墓まで持っていくでしょうね。
私の中では、あの人が犯人と一応は決めてはいますが、こちらも公開はせずに皆様に楽しんでもらえればと思っています。
第1話への応援コメント
あ、そういうこと……! と、読み終えてなんとも言えない気持ちになりました。
被害者が人でなしの時ほど何というかやりきれない気持ちになりますね……(´・ω・`)
主人公は確かに最後の手を下したわけではないけれど、それでも色々なものを背負いながら今後の人生を生きていくのでしょうか。
色々と考えさせられますが、幸せに過ごしてほしいです……。
大隅さん、ありがとうございました。
作者からの返信
未来屋さん、
お読みいただきありがとうございます。
相手がどんなに鬼畜であっても罪は罪なのですよね。
トドメを刺さなかったとしても主人公が背負ってしまったものは大きなものとなってしまったのかと思います。ただ、それを見越しての義父からの手紙だったのか……。
第1話への応援コメント
最後で謎が残る……ちょっと背筋が震えました。
真犯人はきっと母……なのだろうけど、他に村の中で恨みを買っていた可能性もあるわけで。そこは主人公の視点からは分からないところですもんね。
でも旧友でもあったハズの義父が事件を深堀りしていないという事は「コイツは死んでもおかしくなかった」と色々な人から思われているような人物だったって事ですよね。そういう人間がちゃんと裁かれる話は好きです。
作者からの返信
川中島さん、
お読みいただきありがとうございます。
真犯人は読まれた人によって違っているのが面白いなと思っています。
作者本人の中では、真犯人はあの人と決めながら書いてはいたつもりでしたが、皆様の意見を読んでいると誰が真犯人かわからなくなってきています。
死んで、殺されて当然な人物だったタカシですが、誰もタカシに同情はしてくれていないので、相当なクズだったのでしょうね。
第1話への応援コメント
凄く面白かったです。
主人公が駐在さんに罪を告白した時、他殺の真相を教えてくれた方が救いになったと思うのですが、それを言ってくれなかったあたり、やはり駐在さんが犯人なのかなと思ってしまいました。
でも後の奥様であるお母さんが犯人で、それを庇った、とも取れる……
(あと個人的に、身内にやばい親戚がおりましたので、衝動的に「今なら殺せる」となる気持ちに少しだけ共感してしまいました……)
色々と想像をかきたてられる作品で、本当に凄いと思いました。
作者からの返信
縦縞さん、
お読みいただきありがとうございます。
なぜ、あの時に駐在さんは真相を明かさなかったのか。
そして、なぜ手紙に真実を書いたのか。色々と謎が残りますよね。
今なら……。やってはいけませんよ。ただ頭の中でだけなら。
楽しんでいただけて良かったです。
第1話への応援コメント
百倍に膨らませて、美女二人と、因習と、あやしい伝承か唄でも投げ込めば横溝正史です(壮大な無茶ぶり)
「五十年前にも同じようにあの竹林で」と云い出す老婆が現れる。
そして久我さんが出てくるの(希望)
台風の時に田んぼを見に行く理由、闇が深くてぞっとした覚えがあります。
闇深でなくても、自分の仕事場の様子を見に行くという感覚なのだろうから、店のシャッター大丈夫かな~くらいの気持ちで見に行くのは当然なんですよね。増水してたら水を抜かないとせっかく植えたものが流れちゃう。
駐在さんは基本、家族で赴任しますが、裏設定で単身赴任の上で最初の奥さんは入院中→死別とかでもいいですよね。
作者からの返信
朝吹さん、
お読みいただきありがとうございます。
なるほど横溝風にすれば良いのですね。
主人公も誰かに殺されてしまい、謎を解くために東京から髪の毛がボサボサで下駄を履いた探偵がやって来る(久我?)。これは一族に掛けられた呪いが……。
台風の時に田んぼを見に行くのは男のロマンなんですよ。台風とか来るとテンション上がっちゃって、俺なら行ける!ってなっちゃうんです。
駐在さんは最近だと独身者でもやるようになってきているみたいです。それだけ独身者が世の中に増えたってことですかね。
駐在さんの元奥さんも実は主人公の親戚だったりして、タカシと昔色々とあって……。
これは長編化できそうですね。
第1話への応援コメント
殆どの親戚という物ととことん仲が悪い自分(我が家)は凄く気持ち判りますな
幾ら血が繋がってたり、近い物があっても屑は屑なんですよね
身内ですら思う所があるのに情も沸かない他人とかだともっとアレなんでしょうね
タカシを殺したのが誰かは解りませんが、若しかするとオリエント急行殺人事件ですたっけ? あれと同じなのかもですな
作者からの返信
あるまんさん、
お読みいただき、ありがとうございます。
親戚という近いようで遠い存在、それでも親戚づきあいをしなければならないという地方の閉鎖社会を描いてみました。
タカシは誰からも嫌われていた存在だったので、全員が……
ってこともあり得る話ですよね。
第1話への応援コメント
水無月賞で、心がざわついた作品の一つです。
台風を見ている気分になります。
法律なんてあってないようだった昔は、まんざらフィクションでもなかったろうと思うと、
読んだ後ふらふらになりました。
この世の地獄であり、当然と犯す悪もあるなら、子が大人を川に突き落とさなければいけない正義もあった。……今だってあるでしょう。
駐在さんの内面は本人にしか分かりません。
正義を宿して行ったのかも知れないし、単に恋をしていただけかも知れない。
ともあれ、清濁合わせ呑む世界観に圧倒されるばかりでした。
作者からの返信
あづま乳業さん、
お読みいただき、ありがとうございます。
台風の日に田んぼを見に行った人が亡くなる事故のニュースを見ていて、これって事故じゃなくて事件の可能性とかにも……って思っていて、それを本作に当てはめてみました。
駐在さんの心の内、それは本人にしかわかりませんよね。
書いている私もわからないので、真相もわからないということで(実は考えていないという説もある)。