第14話 エーリカの冒険者登録

 空が明るくなり始めた頃、目が覚めた。

 よほど疲れていたのだろう。昨日のような夢は一切見なかった。

 空の色からして、朝食にはまだ時間がある。

 二度寝しても良かったが、あまりに良い目覚めだったので起きる事にする。

 ベッドから下りようとした時、体に掛けていた布団が無い事に気が付いた。

 横を向くとエーリカが気持ち良さそうに寝ている。

 いつの間にか、私のベッドに潜り込んで、毛布を奪い眠ったようだ。

 人形の少女とはいえ、見た目は美少女。

 男性なら口元がニヤける場面だが、生憎と私は女性だ。「これでは二人部屋の意味がない」と思ったぐらいである。


「エーリカ、もうすぐ朝食だよ」


 私が優しくエーリカに声を掛けると、「あと五分……ムニャムニャ」と返ってきた。

 こいつ本当に人形か? というか、昨日、一五〇年ぐらい寝ていたから一週間は寝なくても動けるとか言ってなかったけ? 思いきり熟睡しているんだけど。


 ちなみに昨夜剃った髭や胸毛は見事に生え揃っている。一体、どういう事なんでしょう。

 私はエーリカを起こさないようにベッドから出て、一階で用を済ませたり、顔を洗ったりしてから部屋へ戻った。

 異世界に来て一番の苦痛はやる事が少ない事だ。

 テレビやゲームなどの暇潰しになるものがない。特に夜は暇なので、さっさと寝てしまうに限る。

 昨日のように、エーリカに変な事を言われ悶々として眠れなかったが、それでも七、八時間は寝ている。

 何が言いたいかと言うと、朝食までやる事がないのだ。


 気持ち良さそうに寝ている相手を、暇だからといって起こして暇潰しをする程、私は非常識ではない。

 仕方ないので、運動をする事にした。

 この世界はレベルという分かりやすく結果を目で確認できるシステムがある。

 レベルアップには日頃の努力や経験が必要不可欠。

 今後の事も考え、暇な時間は体を鍛えよう。

 私はそう思い、ラジオ体操をして、ストレッチをする。これだけで息が上がる。

 次は筋肉トレーニング。

 腕立て伏せ、腹筋、背筋、スクワットを順番に行う。回数は十回が限界。これだけで腕や足の筋肉が悲鳴を上げている。

 濡れたタオルで汗を拭いて、空いているベッドへ腰かける。

 筋トレするよりも体力をつける方が先かもしれない。

 毎朝、ランニングをするべきかな。

 うん、明日から頑張ろう。


 ベッドに倒れ込み、疲れた体を休めていると遠くの方から鐘の音が聞こえた。


「朝食の時間です」


 ガバッと起き上がったエーリカが寝間着のまま一階へ行こうとしたので、急いで引き留めた。


「他の人も居るんだから、身だしなみぐらいきちんとしなさい!」


 エーリカに服を着替えさせ、髪を梳いて、ツインテールにしてから二人で一階に降りた。



 本日の朝食は、焼き過ぎスクランブルエッグとソーセージ一本。そして茹でたジャガイモが添えてある。スープはヒヨコ豆の塩胡椒風味。あとは定番のパンとチーズとドライフルーツであった。

 私とエーリカのスクランブルエッグの皿に自家製トマトソースを掛けて食べていたら、給仕をしていたカリーナが声を掛けてきた。


「おじさん、その赤いのはなに? 美味しいの?」


 興味深々の目でトマトソースの入った瓶を見詰めている。


「美味しいです。わたしはもうこれが無くては生きていけません。ご主人さまの虜です」


 私の代わりにエーリカが答えたが、何か変な事を言っている。

 そんなエーリカを無視して食べ続けるが、カリーナのトマトソースを見る目が真剣で集中できない。


「えーと、カリーナちゃん……ちょっと食べてみる?」

「いいんですか!?」


 そんな期待に満ちた目で見られたら駄目とは言えない。

 私は自分のソーセージを切り、トマトソースを付けて差し出す。

 おっさんの食べかけのソーセージなのに、まったく気にした風もなくカリーナはパクリと食べた。

 カリーナは目を閉じて、口をモグモグする。


「……ッ!?」


 くわっと目を見開いたカリーナが急いで部屋から出て行ってしまった。


「どうしたのでしょう?」

「不味くて吐きに行ったんじゃないよね」


 エーリカとそんな話をしていると、カルラを引き連れたカリーナが戻ってきた。


「お母さん、これこれ、これ食べてみて!」


 カリーナが私のソーセージを指差す。


「馬鹿! お客さんの食事を食べたら駄目でしょ!」


 カルラのゲンコツがカリーナの頭に落ちる。

 カリーナは「あうぅ」と言って、頭を押さえてうずくまった。


「馬鹿娘が変な事して済まないね。代わりのソーセージを持ってくるよ」

「はい、いただきます」


 エーリカがすかさず答える。

 お前、自分のソーセージをあげてないだろ。


「興味深そうにしていたので、味見してもらっていたんです。良かったら、おばさんも食べて感想を教えてください」

「それなら、お言葉に甘えて」


 さすが親子、カルラも興味があったみたいで即答で返事がきた。

 カリーナと同じように、ソーセージを切って、トマトソースを絡めてから差し出した。

 おっさんのソーセージをためらう事もなく食べるカルラ。目を閉じてモグモグと咀嚼そしゃくする姿を見ると本当に親子だと思う。


「どうどう、凄く美味しいよね。お母さん、どう?」

「うむ……」


 ゆっくりと目を開いたカルラは、トマトソースの瓶を見つめる。

 なんか凄く緊張してきた。

 ドキドキしている私の横で、我関せずというようにエーリカがパクパクと自分の料理を食べている。


「クズノハさん、これはどこかで売っていたのかい?」

「もしかしたら、同じような物が売っているかもしれませんが、これは自分で作りました」

「そう……凄く美味しかったよ」


 そう言って、カルラは考え込む。

 私はホッと胸を撫で下ろす。

 塩胡椒しか味付けしない異世界の人でも、トマトソースを受け入れてくれた事に安堵する。


「良かったら、今度、作り方を教えてくれないかい?」

「作り方? 別に構いませんよ」

「それは良かった。時間が出来たら頼むよ」


 そう言って、カルラは行ってしまった。

 カリーナも自分の仕事を再開する。


「ご主人さま、安請け合いは駄目ですよ」


 エーリカが口をモグモグさせながら眠そうな目で言う。


「安請け合い? 別に難しいレシピじゃないし、お金を取るつもりはないけど」

「情報は貴重です。財産です。何か対価を貰わなければいけません」

「大袈裟な」

「人間にとって衣食住は重要な要素。その食に革命をもたらす調味料ですよ。なんぼでもむしり取れます」


 エーリカが木のスプーンを握りしめて力説し始めた。


「食革命って、小説でもたまにあるけど……これ、トマトを煮込んだだけなんだけどね」

「この世界の食事を見てください。塩胡椒のみです。他の味付けは一切しないのです。それを新しい味をもたらしたこのトマトソースは食の革命と言わずして何と言う」

「はぁ、そうですか……」


 興奮してきたエーリカが面倒臭くなる前に適当に返事しておく。

 その後、カルラが律儀に新しいソーセージを持ってきてくれたので、それをエーリカにあげると黙って食べ始めた。

 それにしても、食革命か……私が食べたいものは沢山ある。

 この世界の料理は指で数えるぐらいしか種類がない。

 別に革命を起こすつもりはないが、色々な料理を思い出して作っても良いかもしれない。

 ただ、ほとんどの料理が再現出来ないものばかりだ。

 醤油、ソース、味噌などの調味料が都合良く手に入るとは限らない。

 もう少し、食材を扱うお店を回ってみるべきだな。

 料理を美味しそうに食べているエーリカを見て、『時間があれば料理をしよう』と心のメモ帳に記入した。



 食事を終えた私たちは、身支度を済ませると宿を出た。

 目指すは冒険者ギルド。

 今日は初めての依頼だ。

 見習いではあるが、今日から私は冒険者である。

 これから起きる未知の世界に胸が高鳴る。

 私たちは朝の喧噪を聞きながら冒険者ギルドへ到着した。


 早朝という事で冒険者ギルドは冒険者であふれていた。

 掲示板には砂糖に群がる蟻のように冒険者が集まっている。

 待合の椅子も色々な姿の冒険者で埋まっており、そんな中、黒色のローブを着た女性が誰ともつるむ事もなく長椅子に座っていた。以前も同じ場所で座っていたのを思い出す。身動きを一切しないので、もしかしたら置き物かもしれない。


 まずはエーリカの冒険者登録を済ませたいのだが、列が出来ていて、受付さんは忙しそうだ。

 依頼を受けてすぐにでも出かけなければいけない冒険者に比べて、私たちは急ぎではない。

 少し落ち着いてから受付に行こう。


「おっさん、ちょっといいか」


 私の肩に誰かが腕を回してきた。私と同じ筋肉質で腕に毛が生えている。

 私は恐る恐る振り向くと、案の定、顔に大きな傷のある厳ついおっさんだ。


「話がある。ついてきな」


 首に回された腕から逃げる事も出来ず、私は引きずられるようにギルドの隅へ連れていかれる。

 部屋の隅には軽鎧を着た細身の男が三人いた。


 な、何だろう? 凄く怖いんですけど……。


 新人歓迎会という先輩の愛の鉄拳でも飛んできそうだ。

 厳つい男と細身の三人に囲まれて、私は借りてきた猫のようにビクビクしてしまう。


「な、なんでしょうか……」

「おっさん、おめー、レナちゃんとどんな関係だ!?」


 厳ついおっさんが睨みつけるように尋ねてきた。


「えっ、レナさん? どういう事?」


 どうやら新人歓迎会ではなさそうだ。


「こいつが昨日、おめーがレナちゃんにハンカチを渡したのを見ていたんだ。そうだろ、ゲッツ!」


 ゲッツと呼ばれた弓を肩に掛けている男は、「間違いねー、レナさんが嬉しそうに受け取っていた。信じらんねー」と泣き叫ぶ。


「レナちゃんは俺たち冒険者の希望の光なんだ。彼女の笑顔を見る為に危険な依頼でも死なずに帰って来ているんだ」


 熱く語るおっさん。

 それにうなずく取り巻き三人組。


「この顔の傷を見て見ろ。草刈りマンティスにやられた傷だ。こいつの所為で三日も生死を彷徨さまよったが、俺が死ねばレナちゃんが悲しむと思い、必死で死の淵から生還してやったんだ!」


 しみじみと語るおっさん。


「さすが親分。レナさんの笑顔の為に死神を蹴っ飛ばしちまった」


 自慢気に語るショートソードを持つ男。


「レナちゃんは誰とでも気さくに話してくれる冒険者ギルドの一輪の花。レナちゃんはみんなのレナちゃんだ。俺たち冒険者連中は、絶対に抜け駆けをしないと不可侵条約を結んでいる。それなのにおめーは、新人だからって許される事ではない!」


「はぁー」と、私は生返事をしてしまう。

 どうやら彼らはレナさんファンクラブの一員なのだろう。

 確かにレナは魅力的な女性だ。中身が女性の私が言うから間違いない。

 ただ、レナ以外にも魅力的な女性は職員の中にいるんじゃないのと思い、私は受付に目を向ける。

 ゴリラのような威圧感たっぷりの年齢不詳の女性。

 煙が出ている怪しげな薬を冒険者に押し付けているワシ鼻の中年女性。

 服がはち切れそうな程、筋肉が盛り上がっている短髪の青年。


 うん、他にも職員はいるけど……レナさんが冒険者ギルドの紅一点だね。


「それがよりにもよって、俺と大して変わらないおっさんが……」


 今にも泣きだしそうな男たちを見ていると、ハンカチの件を正直に話してあげようと思う。


「えーと、その件ですが……」

「皆さんの心配は杞憂きゆうと断言します」


 私が話し始めようとしたら、横からエーリカの声が割って入ってきた。

 そういえば居たね、この子。


「あん、なんでテメーが言い切れる。幼女趣味ってオチか!?」


 急に話に入ってきたエーリカに凄む厳つい男。


「残念ながら違います」

 

 首を振るエーリカ。


「なら、どうして言い切れる!」

「昨晩、わたしがご主人さまのベッドに忍び込んでも、手を出す事もせず爆睡していました。抱き枕の代わりにすらなりませんでした」

 

 エーリカが一拍置く。

 男たちは黙ってエーリカを見る。

 何か嫌な予感がする。


「ご主人さまの好みは、男性です」


 エーリカが言い切ると、周りの男たちの体がビクッと震えた。


「エ、エーリカ! 何を言っているんだ!?」


 焦る私。


「昨日、ご主人さまが好きな男性のタイプを熱く語ってくれました」


 エーリカが淡々と答える。


「え、いや、その……確かに言ったけど……」

「初恋の相手は、渋めの中年男性だそうです。今も変わっていません」


 厳つい男が私から離れる。


「線の細い男性が好きだった時があり、底なし沼のように抜け出せなかったそうです」


 細身の三人組が私から離れる。


「エーリカ、今この話をするのは非常に誤解を生むので少し黙ろうか。ね、黙ろうね。お口はチャックだよ。頼むからお願い!」

 

 私は必死にエーリカを黙らせる。


「昨日言った事は嘘なんですか? 本当は女性が好きなんですか? なら、わたしとコミュニケーションを……」


 エーリカのジト目が私を見上げる。


「いや、嘘じゃないんだけど……」


 あわあわしてしまう私。

 何でこんな話をここでしているんだ、私は?


「あー、そのすまない。どうやら誤解していたみたいだ」

「どうりで女みたいな話し方をしているんだな」

「よく見たら、体の動かし方も女性っぽい」

「その……あまり俺たちを色々な意味で困らせないでくれよ。先輩からの忠告だ。じゃあ、依頼、頑張ってくれ」


 そんな事を言って、男たちはお尻を隠しながら去っていった。


「…………」


 私は無言でエーリカを睨む。


「争いもなく上手く話がまとまりました。褒めてください、ご主人さま」

「全然、上手くない!」


 私は肩を落とし、空いている椅子へ座る。

 外見は中年のおっさん。中身は現役女子高生。

 エーリカが言った事は本当だから怒るにも怒れない。

 ああ、これから男性冒険者から変な目で見られるんだろうな。



「アケミさーん!」


 椅子に座って、冒険者を眺めていると窓口からレナが声を掛けてくれた。

 私たちがカウンターへ向かうと、レナがにこやかに微笑む。

 朝から素敵な笑顔で、先程の嫌な出来事を洗い流してくれる。

 先程の連中が語った意味が分かる。

 この笑顔を見る為なら、どんな厳しい依頼でも必ず達成して、報告したくなってしまう。

 私もレナさんファンクラブに入ろうかな。


「アケミさんは、依頼の授受で良いですか」

「そうですけど……私たち優先で良いんですか?」


 隣の受付カウンターを見る。

 だいぶさばけたとはいえ、まだ沢山の冒険者が列を作っていた。


「冒険者の皆さまには、担当の職員が付いています。なるべく担当者同士でやり取りをした方が良いので、このぐらいの列なら問題ありません」


 担当者は冒険者登録をした職員がなるそうだ。

 私の冒険者登録はレナなので、私の担当者はレナらしい。


「私は最近受付業務に成りましたので、担当の冒険者は少ないんです」


 窓口業務の前は別の部署で書類仕事をしていたらしい。

 なお、職員と冒険者の担当関係は規定があるわけではないので、成るべく担当者同士でやり取りをしてほしいぐらいの定めとの事。だから、私がレナ以外の窓口担当者に依頼の授受をしても問題はない。そんな事、レナさんファンクラブ会員予定の私はしないけどね。


「もし私がお休みや外出時は、別の窓口担当者に依頼などをして貰って下さい」

「分かりました。それで依頼の前に、まずは彼女の冒険者登録をしたいのですが……」


 そう言って、私は横にいるエーリカを紹介する。


「凄く綺麗なお嬢さんですね。歳はいくつかな?」


 レナがカウンターから身を乗り出してエーリカに尋ねる。

 冒険者登録に年齢制限でもあるのかな?

 まぁ、さすがに子供は駄目だろう。


「私は一八二年と二三四日の稼働記録があります。停止してからご主人さまと契約した間を差し引いても、ご主人さまとお姉さんよりは年上です」

「一八二年? ご主人さま?」


 レナの頭の上に?マークが浮かんでいる。無理もない。

 魔術石板で登録すると本命や顔写真まで現れる。ここで適当にごまかしても後々面倒な事になりそうなので、レナには素直に事の顛末てんまつを教えた。


「……という事で、彼女は魔術人形で奴隷ではありません。成り行きで契約してしまいました」

「成り行きではありません。運命の契約です」


 エーリカがすぐに否定する。


「魔術人形の話は聞いた事がありますが、見るのは初めてです。にわかに信じられませんね。普通の女の子に見えます」


 怪しむレナがエーリカの姿をジロジロと観察する。


「私は人間にもっとも似せて作られたヴェクトーリア製魔術人形二型六番機です。そこいらの人形とは作りが違います」


 眠そうな目でドヤ顔するエーリカが、無い胸を反らして自慢する。


「ちなみに人形は冒険者に成れませんか?」

「えーと……私どもも経験がありませんから……少し尋ねてきます」


 レナが奥の部屋へ行ってしまった。

 店長みたいな偉い人に判断してもらうのだろう。

 しばらくするとレナが戻ってきて、「魔術石板に登録できれば人形でも良いです」と登録用の石板を受付の上に置いた。


「では、エーリカさん。この魔術石板の中央の魔石に魔力を流して下さい」


 エーリカが背伸びをして魔石に魔力を流す。

 そういえば、私の魔力でエーリカは目を覚ました。つまり、エーリカは私の魔力で動いている事になる。魔石にエーリカの魔力を流すと、私の魔力が登録されるのでは? と疑問に思ったが、杞憂に終わった。


「無事に登録できました。名前にエーリカ、種族に魔術人形となっています」


 種族まで分かるの? それも人形って!? 凄いぞ、魔術石板!


「あとは……あれ、内容が文字化けしていますね」


 レナが魔術石板をバシバシと叩く。


「お姉さん、それは壊れていません。私が読めないように魔力に細工をしました」

「えっ、そんな事できるの?」


 私が驚いてエーリカに聞く。


「私の特技は情報分析、情報解析、情報操作です。第三者に個人情報は流せません。ご主人さまと私以外は読めないように細工しました」

「えーと……レナさん、これでも冒険者登録は可能ですか?」


 私たちの会話を聞いていたレナが苦笑いをすると、「大丈夫です」と冒険者登録を進めてくれた。

 ごめんね。面倒臭い相方で、本当にごめんね。


 こうして、銀貨一枚を払い、エーリカは無事に冒険者登録を済ませる事が出来たのだった。

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