前のエピソード――第24話　越後の乱②

越後の国人衆はかなりの数いますのでほぼ有名処だけですが簡単ですが紹介します

作者のメモ程度のものですが「この人誰だっけ？」と思った時に参考にしてください

長尾方

長尾房景（ながおふさかげ）古志長尾氏当主。越後国栖吉城主。

千坂景長（ちさかかげなが）鉢盛城主

斎藤定信　(さいとうさだのぶ)赤田城主。

柿崎景家（かきざきかげいえ）柿崎城主

直江景綱（なおえかげつな）与板城城主

宇佐美定満（うさみさだみつ)琵琶島城（新潟県柏崎市）

長尾為重　　(ながおためしげ)　蔵王堂城守　為景の弟

中立派

北条高広（きたじょうたかひろ）北条城主

山吉政久（やまよしまさひさ）三条城主。蒲原郡郡司。

吉江宗信（よしえむねのぶ）吉江城城主

小国頼久（おぐによりひさ)天神山城城主で、源頼光の子孫とされる小国氏の末裔。

安田景元（やすだかげもと)毛利安田氏当主。安田城城主。揚北衆の安田家とは別家

上杉方

上杉定実（うえすぎさだざね）反長尾の旗頭　越後守護

長尾房長（ながおふさなが）上田長尾家6代当主坂戸城主

黒田秀忠（くろだひでただ）黒滝城主

史実では晴景時代に長尾家からの独立を企み謙信に滅ぼされた人

山本寺定長（さんぽんじさだなが）上杉氏の家臣。不動山城主山本寺上杉家当主

桃井義孝（もものいよしたか）信濃国飯山城主。

大熊朝秀（おおくまともひで）越後国中頸城郡箕冠城主。

新津良資（にいつよしすけ）新津城主　当時の新津氏の当主が不明の為架空の人

上杉二十五将の一人新津勝資（にいつかつすけ）は山吉家から養子に入った山吉政久の子供と考えられています

福王子孝重(ふくおうじたかしげ？)下倉山城主

揚北衆（あがきたしゅう）

小川長資（おがわながすけ)本庄房長の弟

中条藤資（なかじょうふじすけ）鳥坂城城主　

鮎川清長（あゆかわきよなが）大葉沢城主。

色部勝長（いろべかつなが）平林城主、史実では謙信の信任も厚く、関東での北条氏康との戦いで活躍し、永禄4年（1561年）の第四次川中島の戦いでは柿崎景家の危機を救うなど、上杉軍の勇将として奮戦したため、謙信からその武功を賞賛されて安田長秀らと共に血染めの感状を貰った人

黒川清実（くろかわきよざね）奥山庄の黒川城主。揚北衆三浦党の一人。

加地春綱（かじはるつな）揚北衆佐々木党で代々加地荘を支配していた。加地城主

新発田綱貞（しばたつなさだ）新発田城城主、揚北衆の代表格で度々反乱をおこしてます

安田長秀（やすだながひで）長秀の平姓安田氏は越後蒲原郡の安田城主大江姓安田氏は越後刈羽郡の安田城主で別家

出自から長秀の方の安田氏を大見安田氏、景元らの方の安田氏を毛利安田氏と呼ぶことも、越後に安田氏は2つあるので紛らわしいです

水原満家（すいばら　みついえ）蒲原郡水原城主。

竹俣清綱（たけのまたきよつな)揚北衆佐々木党のひとつ、加地氏の庶流。竹俣城主

越後国外勢力

蘆名盛氏（あしなもりうじ）会津蘆名氏第16代当主

蘆名家の中興の祖とも呼ばれる名君、お爺さんの印象が強いが越後の乱当時は22歳と血気盛んな若者、海の無い会津に出来れば海が欲しいと越後の内乱に介入する。

大宝寺義増（だいほうじよします）出羽三山別当職も務める出羽大宝寺氏16代当主。越後の乱では繋がりの深い揚北衆の要請により敵対する事になった、揚北衆の協力を得て国内の国衆を押さえる心算の者が家中にいるようです

高梨政頼（たかなしまさより）中野城主北信濃の国人衆で長尾家とは親戚関係であったが、今作では領民の流出に頭を悩まし長尾家より離反、史実では村上氏と和睦連合して2度まで信玄の信濃侵攻軍を撃退したが結局は敗れて越後へ逃れた人

村上義清（むらかみよしきよ）上田原の戦いや砥石城の戦いで若き信玄を打ち破った戦上手。結局は信玄に敗れ越後に逃れる事になったがこの人が居なかったら信玄の信濃攻略はかなり早まっただろうな。越後の乱では長尾家の新当主となった新次郎を警戒しこの機に潰そうと考えて上杉方として参戦

小笠原長時（おがさわらながとき）代々信濃国守護を務めた名門小笠原氏の当主、史実では善戦した村上義清とは違いあっさりと信玄に居城林城を奪われ没落した残念イメージが・・。越後の乱では糸魚川と領地が接している為散々と民の離散に苦しめられた新次郎への恨みにて参戦、豊かな糸魚川を出来れば我が手にと考えている模様。