ある探偵の懺悔 〜君の遺書に返事を書いた〜

〜「理」について〜

　　　　☆☆☆属性について☆☆☆

・火、水、土、雷、風を基本属性と呼ぶ。

・光と闇の属性は特殊属性と呼ばれている。

・特殊属性には他にも「追跡系」「爆発系」。そして「神威（カムイ）系」が確認されている。

・この世界の住人はメインとサブ、最大で２つの属性を有することができる。

・メインの方は生まれながらにして所有している。

・サブは後天的に所有することになる。

・稀にメイン属性が「＊＊＊（アスタリスク）」と、ステータスに表記される場合がある。一般的には「error（エラー）」として処理される。メイン属性が「error（エラー）」の場合、政府からサブ属性を与えられる。

・生まれながらに所有しているメイン属性は、外したり他の属性と変更したりすることはできない。

　　　　☆☆☆属性の扱い方☆☆☆

・メイン属性を外す唯一の方法は、所有者が死亡した時のみ。

・この世界の住人が死亡し、メイン属性は外れると、死者を中心に半径6メートルにいる人物の「サブ属性」に入る。

・ただし属性にはランクがあり、高ランク属性を所有している場合は、それよりも低いランクの属性と入れ替わることはない。

＊例　AA（ダブルエー）ランクの属性を所有している場合、Bランク属性の所有者が目の前で死亡したとしても、サブに属性が入って来ることはない。

・半径6メートル以内に、外れたメイン属性の引き受ける人物がいない場合、メイン属性は死亡した人物と共に消滅する。

・サブを変更したい場合、現在所有しているものより高ランクの属性を入れるか、正当な理由があれば政府によって消去、もしくは変更が可能。

・サブ属性の消去をする場合は、闇属性のスキルが使用される。

　　☆☆☆属性のランクについて☆☆☆

・最高ランクがSSS（スリーエス）　次にSS（ダブルエス）　S（エス）　AAA（トリプルエー）　AA（ダブルエー）　A　B　C　D　E　Fとなる。

・ランクは肉体と精神の鍛錬により上げることが可能。

・ただしS（エス）ランク以上に上げる場合、想像を絶する苦痛を受ける必要がある。

　　　　☆☆☆属性の応用編☆☆☆

・属性を他人に「伝達する」ことができる。

　やり方──スキルを発動させた状態で、誰かに触れる。そのことで触れられた人物は、本来所有していないスキルでも使用可能。

・ただし「伝達」の効果が持続するのは6秒間。6秒経過すると効果は消滅する。

・特殊属性は「接触」「呼称」「視認」などのアクションが必要。

＊例　凸守（でこもり）の場合、「接触」タイプなので、闇属性のスキルの効果を発揮するには対象者に触れなければならない。

・特殊属性は一度スキルを発動させた場合、次にスキルを発動させるには6秒間のインターバルが必要となる。