第2話 猫好きの猫釣り計画
今日も今日とて私、猫見 奏多は猫ロスによる禁断症状で猫に飢えていた。
今は土曜日。今日は学校は休みなので、猫に飢えた私は猫を探すために、いつもは行かないような道を渡り歩いていた。
前に見つけた野良猫ちゃんには逃げられ、かなりショックを受けたが、今日の奏多には秘密兵器があるのだ!
なんと、実家にいる親に猫ロスを相談したら(ついでに1時間ほどビデオ通話を繋げてもらい、実家の猫と戯れさせてもらった)、呆れられながらも猫ちゃんの大好物の、マタタビを送ってくれたのだ。
「これがあれば、どんなに警戒心の強い猫でもたちまち…ふふふ…」
おっと、猫ちゃんが楽しみすぎて、少し変な笑いが……あっ、ちょっとそこの通行人さん、そんな変な物を見るような視線を送らないでください。私は猫に飢えているだけの普通の女子高生ですよー。コワクナイヨー
通行人さんの方に視線を向けると、何故か足早に立ち去ってしまった…逃げられた…?いや、多分ただ急いでいただけだよね。うんうん。
まぁそれはさておき。
「ここ…どこー?」
猫を探して手当り次第に歩いていたせいで、いつの間にか見たことの無い道まで来てしまっていた…
まぁ、スマホは持ってきているし。いざとなればスマホを頼りに帰ろう。ほんと頼りになるよねグー〇ルマップ。
「スマホの充電は〜…まだあるね…よし、それじゃぁ引き続き猫ちゃん探しを…」
ニャ…
「!!!」
猫探しを再会しようとした瞬間、今いる道を少し逸れた路地裏から、猫の鳴き声を察知した。
かすれた小さな声だったけれど、この猫ロス禁断症状中の私が聞き間違えるはずがない。
私は、すぐさまマタタビ玉(猫用スナックで、なんと乳酸菌が配合してあって、猫のお腹まで綺麗にしてくれるらしい)を取り出して、鳴き声がした路地裏を歩き出した。
「猫ちゃーん…どこー…?」
私は暗い場所が得意では無い。
自慢では無いが、中学の頃に美優と一緒に行った遊園地にあったホラー屋敷で、入って数分で気絶して、逆にキャストさんを驚かせてしまった事があるぐらいだ。(あと少し、気絶から目覚めるのが遅ければ救急車を呼ばれていたらしい…)
そんな怖がりな私だが、それでも猫の誘惑には抗えず、薄暗い路地裏の中をマタタビ玉を持ちながら進んでいた。
「確か…ここら辺で聞こえたと思うんだけど〜…」
もうホンット怖い!猫ちゃんもし居るなら早く出てきて!と願いながら、猫の声が聞こえた気がする路地裏の脇道を曲がろとした瞬間…
バッ!!
「わぁっ?!」
脇道から、奏多と同じぐらいの大きさの影が飛び出てきて、奏多の持っていたマタタビ玉に飛びついてきた。
薄暗い路地裏のせいで、何もわからず、もしや不審者?!とも思い、なかばパニック状態で飛び出してきた謎の影に視線送った奏多は、その後、目の前の状況に固まることになる。
「……なに、してるの?」
呆然とした奏多の目の前では、奏多の学校のクラスメイト…
学年1の美少女である白尾 咲希が、マタタビ玉を頬張っていた。
✂︎- - - - - - - -キリトリ- - - - - - - - - - -
もしも読んでくれた人がいるなら…
初心者の初執筆なので、言葉の違和感や誤字などがあるかもしれません…もし見つければ遠慮なく指摘していただけると助かります!
リアル&初執筆で更新頻度も不定期ですが、続きが気になるって思ってくれた人がいれば嬉しいです。
[作者コメント]
うちの近所には野良猫が3匹程いて、奏多と同じく猫を飼えない自分は偶に餌をあげたりして癒されてます。
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