第11話 こっくりさん
今回はこっくりさんについて話してみようと思います。有名な降霊術ですから、ご存じの方も多いでしょう。子どもの頃から興味はありますけど、怖くて実際にやったことはないですね。こっくりさんを一緒にやってくれる友人が居ないという悲しい事情もありますが( ;´・ω・`)
この降霊術、元々は西洋でおこなわれていたウィジャボードという降霊術が変化したもののようです。海外に期限があったとは知らない人も居るのではないでしょうか。僕は子どもの頃は知らなかった気がします。オカルトにも歴史あり。面白いです。
で、こっくりさんなのですが、動物の霊を呼んで質問に答えてもらいます。はい、いいえ、男、女、あとは鳥居とか数字とか五十音の字が書かれた紙の上に硬貨を置きまして、特別な文言を唱えて霊を呼ぶのです。怪しげですよね。その怪しさが人を惹きつけるのでしょうね。こういう降霊術には強く興味を惹かれちゃいます!
けれども。降霊術なんてものは自分でするものじゃない。今の僕はそう強く思いますね。オカルトを本気で信じてるわけではないのですが、世の中にはやらない方が良いことがありますからね。君子危うきに近寄らず。って言うでしょう?
僕の話を聞いてもらってオカルトに興味を持ってはもらいたいのですけれど、その結果に責任は持てませんから。くれぐれも、危険な降霊術を実行しないように! 警告はした。重ねて言いますが、降霊術なんて実際にやるものではないんです。世の中には、やらない方が良いものがあり、僕は非常に恐れています。
こっくりさんで呼ばれる霊は大抵が低級の動物霊だそうです。狐と狗と狸で狐狗狸とも書けるんですって。実際には、もっと色々な獣の霊が呼べるのでしょうね。低級の動物霊とはいえ、取り扱いを間違えれば危険な存在だと考えられます。怖いなあ。
僕のイメージでは、こっくりさんは降霊術をする場所の近くに存在する霊を招き入れるんじゃないかなと。そう思ってます。たまたま近くに居た霊を招き入れるわけですから、呼び出すものが良いものか悪いものかランダムでしょう。もしも、悪い霊が寄ってきたらと思うと……嫌ですねえ。
こっくりさんは、やろうと思えば簡単に実行してしまえる儀式です。同時に、危険な儀式です。興味本位でおこなうことは、おすすめはしません。割とオカルトの存在に懐疑的なスタンスの僕でも、あれは危ないものだと感じています。なんというか本能で分かるのです! ほんとだって!
もし、それでも、こっくりさんを試してみようという場合はくれぐれもお気をつけて。
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