第25話 魔王無双! (4)
(ほぅ~、なるほど……。悪くはないの~。美味そうではないか……)
儂は
「樊稠~。李儒先生を食らった後は、次の儂の相手はお主だー。分かったなぁ~? わっ、ははは……」
儂は牛輔の傷を呪術で癒そうとしている樊稠の可愛らしい容姿を見て、李儒の次に身の回りの世話をしろと下知をだした。
「あは~、何を言っているの~、上田先輩~? もしかして頭切れてネジが飛んじゃった~!?」
樊稠の奴も儂の臣下の身分で、君主を蔑ろにする暴言を吐くから。
「樊稠~、お主はどうやら、自分の立場を良く理解していないようだから。儂の方へと呂布のように猪突猛進してくる馬鹿二人が片付いたら、生尻ペンペンの刑は先に李儒先生にしようと思っていたが。樊稠、お主が先じゃ楽しみにしておれ」
儂が「かっ、かかか」と笑いながら告げれば。
「はぁ~、何を言ってんだい! そんなことをしたら警察に通報してやるからなぁ~。クソデブ~!」
またまた樊稠の奴は、この儂、魔王董卓へと暴言を吐き、侮ってきた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます