第11話 今日も何故か第二の関所が……(2)
「デブバイバイ~」
「デブ頑張れよ~」
「デブ次はこけるなよ~」
「偶にはアーシのパンも買ぅてこい! クソデブ~!」
そんな僕にヤンキー姉ちゃん達は声援をくれた。
でも最後に張繡さんの悪態を聞かされるけれど。
僕は深夜に双子の女神様から愛と労り……。女神の祝福を受け、精神的にもリフレッシュしているから。
「あっ、ははは。張繍さん分かったよ。次はリちゃんだけではなく、張繡さんのパンも購入してくるね……」
僕はいつものように悲しい顔をする訳ではなく、張繡さん達ヤンキー姉ちゃん達へと笑い言葉を返す余裕を見せる事ができたのだ。
「えっ!」
だから張繡さんは驚いた顔で驚嘆を漏らすのだが、僕はそんな彼女に「じゃ、行くね~」と声をかけて教室へと向かう。
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