ごしゅひんしゃ、ま♡

「ぐへへへへへ、ここが良いのか? 良いのかのぉ~?」


「ご、ごしゅひんしゃまぁ、お、おゆるひおぉ、おほぉおおぉぉぉぉっ♡」



 はい、ただいま私は潜伏任務中でメイドで敵である王城に侵入してご主人様にイケナイ事されている真っ最中です♡

 それはそれはもう、いろんな道具を使われて何度もアレですよ、はい。


 でもこれも任務。

 このご主人様の信頼を得て、惑星破壊装置の見取り図を入手するのが目的。

 どうやらこの城の何処かにその設計図のデーターがあるらしいのだけどそれを見つけ出す為にはこのガマカエルの様なご主人様の信頼を得て、その鍵のありかを吐かせないといけない。

 

 で、一番手っ取り早いのがこうしてご主人様を受け入れて口を割らせる事。

 なので、私は今日も色々とご主人様にイケナイ事されている。



「ぐへへへへへへ、エルフでするのは初めてじゃが、おぬしかなりの好きモノよのぉ~」


「ひゃ、ひゃい。わたし、ご主人様のモノです。どうぞ私をもっといじめてくだしゃい♡」



 いやぁ、エロいことこの上ない。

 もう、鞭も蝋燭も、三角木馬も体験済み。

 このゲーム、痛みレベルも操作できるので、軽い痛みにしたら病みつきになっちゃった♡。

 勿論このエロガマガエルのご主人様には何度もされているし、現在私がこいつの一番お気に入りだと思う。



「ぐへへへへへへ、たまらんのぉ~。そうじゃ、後ろもいただくとするかの?」


「う、うしろ? あ、ちょ、ちょっと待ってください! 私後ろはした事が無いんです!!」


「ほほう~、それは楽しみじゃなぁ~」


「い、いやぁっ! 後生です、後ろだけは、後ろだけはぁ!!」


「なんじゃ、そんなに嫌がるとは? 大丈夫じゃ、儂は気にせんぞ!」



 いやいやいや!

 この変態、本気か!?

 いくらゲームでも後ろにそんな感覚は!!



「お、お願いですぅ~、後ろは勘弁してください~」


「ふむ、そこまで嫌がるとは初めてじゃな? どうじゃ、言う事を聞いたら何でも一つだけ願いをかなえてやろう、ぐぅえっへっへっへ」



 このガマガエル! 

 しかしここでウィンドウが立ち上がり、「後ろを許しますか? Yes、No」の表示が現れる。

 つまり、こいつを攻略するには後ろを許さなければならないと言う鬼畜仕様!!


 うーん、後ろってどうなんだろう?

 前はさんざんしちゃって気持ちいいけど、後ろはなぁ~。

 まさしく変なの感じなんだろうなぁ?

 座薬みたいに。


 が、これも任務。

 私は渋々それを受け入れる為に「Yes」ボタンを選択する。



「ほう! それでは早速!!」


「きゃぁ♡」



 そして私は後ろの初体験をする羽目になてしまうのだった。


 

「ぐぅぇっへっへっへっ、さてそれではなんでも望みを一つ聞いてやろうかの? 何が望みじゃ?」


「はぁはぁ、そ、それじゃぁ……」




 私はにんまりとしながらこのエロガマガエルに望みを言うのだった。 

 

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