オリジナルカラー
哀原深
オリジナルカラー
剥離する心と身体朝焼けの
あの空と同じグラデーション
性別と誰も彼もが言うけれど
心の色は十人十色
知っている?世界人口80億
男女じゃ枠が少なすぎない?
耳を打つこうありなさい誰彼が
決めた自分の正体はなに?
身と心ズレがあるのは当たり前
自分で選ぶ性と生き方
突き刺さる「こうなんでしょう?」決めつけに
立ち向かう脚震えるけれど
可愛いが似合う私になりたいの
髭や筋肉欲しくなかった
鏡越し胸の膨らみ細い肩
嫌になるんだ僕の身体は
メンズヘア?レディースヘア?角刈りも
ポニテも僕の自由でしょう?
あの朝に鉛のような制服を
脱ぎ捨ててから僕は僕だよ
君と僕ネクタイ・リボン取り替えて
なんだかやっと笑える気がした
恋だって自由じゃないね好きになる
ワケに性別 必要あるの?
「気味悪い」僕の想いは晒されて
同性愛はアンチの対象?
「彼氏がね」君の惚気に空返事
彼よりわたし君を好きだよ
男だから女だからじゃないんだよ
ただ君が好き伝えそこねて
男らしさ女らしさなんかより
自分らしさでいいんじゃないの?
性別のボーダーライン消し去って
笑い合おうよありのままでさ
男女では表せないよ僕色の
心があるんだそして生きてく
ジェンダーを自由に選び着飾れば
君も僕も 心には虹
それぞれの鼓動のリズム美しく
君には君の僕には僕の
オリジナルカラー 哀原深 @aihara_sin
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます