子供がいちばん手のかかる時期から、少し手が離れて寂しさを感じる時期への変遷、さらにそのエピソードを一世代後の舞台で繰り返して、最後に元の作品通りのエピローグ。子育てのあれこれを丁寧にグラデーションつきで語った分、ラストがことのほか軽やかに、素敵なオチのシーンへ仕上げられた印象があります。これもまた、原作のたくわえていたあるべき変身像の一つだったと言えるでしょうか。時間の流れのめでたさのようなものを感じさせてくれる掌編です。
作者からの返信
おはようございます。コメントありがとうございます。
作品の意図をくみ取っていただいてありがとうございます。
エピソードを挟むことによって、ゆっくりとした川の流れに変えました。
子育ては大変ですが、主人公は幸せだと思います。
繋いだ手を離してはいけません。子供の事故死の大半は、親が手を離したから‼️
作者からの返信
こんにちわ。コメントありがとうございます。
おしゃる通りです。ただ、あくまで物語なので。
こちらも読ませていただきました。
まさに時の流れ。
子供の成長というか過ごす時間は一時だなんて申しますが、
実際流れている時間は誰しも同じですから、
気付かないだけで大人だって歳を取っていくんでしょうね。
そういえば…なんて振り返ると20年も前だったなんて最近は多いですもんね。
作者からの返信
こんにちわ。コメントありがとうございます。
ゆかりさんの書いたものを料理するという企画なので、時の流れを少し緩やかにして、家族の歴史にしています。
もう還暦過ぎると、中学校が半世紀前です。10年20年はあっという間に過ぎていきます。
時間は平等なんですが、感じ方は歳とともに変わるんですね。