24日目①
おはよう世界
あの戦闘の後だから、今日はのんびりしたかったです。
はぁ〜...
「女王様。人化できる者が増えました」
「ギィ!」何故そうなった!
「端的に言いますと、遠くへ行ける様になった事と、女王様の能力の影響かと...」
「ギィ」わかった、とりあえずいつも通り作業してくれ
私の能力...
あ、そう言えば、竜王との戦闘で鱗と小さな肉片、ジャイアントガーゴイルの素材、その他の魔物たちの素材があったな...食べるか。
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名前 【mythology Queen】 level 206
HP 240.000
MP 150.000+50.000
スキル 【解毒Lv5】【跳躍Lv7】【炎操作Lv10】【自動回復Lv8】【威圧Lv10】【水操作Lv7】【風操作Lv9】【雷操作Lv9】【並列思考】【並列処理】【槍術Lv1】【統率Lv7】【アイアンクローLv6】【土操作Lv6】【念話】【遠隔操作】【炎耐性Lv6】【水耐性Lv4】【雷耐性Lv4】【物理耐性Lv5】【斬撃耐性Lv5】【体術Lv3】【剣技Lv6】【スキル隠蔽】【光操作Lv3】【闇操作Lv3】【植物操作Lv2】【アンデット耐性Lv2】【毒生成Lv2】【糸生成Lv5】【粘着糸生成Lv5】【空
中歩行Lv2】【言語理解】【魔力障壁】【魔力吸収】
ユニークスキル 【#&Lv7】【眷属召喚Lv8】【人化】【魔道の心得】【神話】【炎竜】【ブレスの極意】
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わぁ、すっごい増えた。
【炎竜】?竜じゃないけど使えるのだろうか...
発動!!
蟻の姿の上から鱗が生え、若干竜の見た目に変化した。
何か...気持ち悪い様な...でも、翼が生えたし便利にはなったはず!
あとのスキルは、外に出た時に使ってみようかな。
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何日間か巣のことを全て任せっきりにしていた。
流石に各階層を回らないと。
ステータスか巣の状態について見てみると...
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1階は訓練広場と、ゲートキーパー蟻の休憩室。
2階は戦闘待機場だったり解体室、保管室、農業区域。
3階は第2の保管室。
4階は各蟻の部屋や看護室。
5階ミニ蟻がメインの階層
6階解体室、訓練所、武器庫、武具庫など
7階第3保管室各蟻の部屋
9階産まれたての蟻達の部屋と卵の部屋。訓練場など。
10階は自分と第二女王の部屋のみ。
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だいたいこんな感じに階層が増えていた。
さらに通路がただの土の道から、ちゃんと押し固められた綺麗な通路になっている。
天井には光鉱石が埋め込まれ、通路も明るくなっていた。
凄くいい!働き蟻達凄い!
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女王×1
働き蟻×374
兵隊蟻×225
霊柩蟻×70
農業蟻×63
ゲートキーパー蟻×35
ミニ蟻×260
魔道蟻×120
土木蟻×40
羽蟻×37
毒蟻×40
子供蟻×70
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すっごい増えてる...知らない役職もある...
たぶん読んで字の如くだろうけど...
この村の巣...1335匹もいるの?...多いね...
あまり考えないでおこ...
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久しぶりに農業蟻達のところに向かった。
「あら女王様じゃない、久しぶりね。何しにしたのかしら?」
「全然見回りできてないから、みんなどうしてるかなって」
「どうしてるも何も、見ての通りキノコの栽培と地下栽培できる草を試行錯誤して探しているところよ」
「凄い頑張ってるんだね。所で君は何で人化しているの?」
「人の姿の方が、精密に作業ができるからよ。この手凄く便利だからね。まだ農業蟻でできるのは私くらいだけど。ダメだったかしら?」
「いやいや、いいのいいの。何か困ったことがあったら言ってね」
「わかったわ、女王様」
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訓練場へ向かうと、暇を持て余した兵隊蟻が戦っていた。
蟻対人。人対人。蟻対蟻など、色々な想定での模擬訓練している。
人の姿で戦うのが不慣れな者が多い様で、二足歩行で歩くとすぐ倒れる者、人の姿なのに四足歩行する者など見ていて面白い。
「女王様!」
あ、気づかれた...
「訓練さらに来たのですか!?」
「いや、皆んなどんな訓練しているか気になって」
「ぜひ訓練して行ってください!!」
「私見に来ただ...け...」
「良かったなお前ら!!女王様が相手をしてくださるそうだ!!みっちりしごいてもらうぞ!!」
「話を聞けよ!」
「「「「うぉーーーー!!!」」」」
駄目だこいつら。全く話を聞かん
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1対100匹が始まった。
1時間ほどが経過した。
残り3
人化してガッチガッチのフルアーマー...
あのアーマー宝箱に入ってた凄そうなやつだよなぁ..
雷槍を打ち込んでも、余裕で弾かれる守備力..
硬い!連携が鬱陶しい!!
ヒットアンドアウェイで攻撃してくるなんて、戦術がうますぎるし...
なかなか反撃の隙がない...
光操作と闇操作でホーリーレイとダークレイを広範囲に放つ。
これならどうだ!!
皆んなの動きが一瞬止まる。
すかさず、粘着糸で1匹をぐるぐる巻きに。
残り2
「女王様!これで倒れてください!ライトニングランス!」
「その程度じゃ私の魔力障壁は突破できないよ!お返しに炎操作!ファイヤーランス!」
残り1
やっとあのフルアーマーと一対一だ。
何度か魔法と物理攻撃をしてわかった。
特定の魔法を弾く効果がある様だ。
物理攻撃は効く様だが、純粋にアーマーの守備力が高い。
さてさて、どうやって倒したものか。
ん?
フルアーマーが剣から両手斧に切り替えた。
あれならスピードが遅くなる!懐に入れる!
風操作!疾風!!
自身の動きを早くし懐に飛び込む。
「ギガントブレイク!!」
「とりぁぁああ!!」
斧をスレスレで交わし、何年振りかの背負い投げをする。体術スキルがあったから綺麗にかけることができた。
内心できるかどうかでドキドキした。
「「「うぉおおお!!!」」」
「女王様はやっぱり最強です!!」
「ご指導ありがとうございました!」
「参考になりました!!」
「ギィイイ!!!」
「お前達!女王様との戦闘を忘れない様に訓練を再開するぞ!!」
みんなボロボロになったが訓練に戻った。
フルアーマーが近づいてきた。
「今日はありがとうございました。全てを出したのですが、いかがでしたか?」
「正直びっくりしたよ。あんなに強い子が巣に居たなんて。」
「私はサシハリアリと言います。この巣には3匹しか居ない進化種です。」
〜サシハリアリ〜【bullet ant】
針刺されたときの痛みが激しく、痛みが24時間続く。その痛みが銃弾に撃たれたようなショックであることから弾丸アリ【bullet ant】とも呼ばれる。
「なるほど...でも、戦闘の時は針を使っていなかったよね??」
「私の針は本当に威力が強いので...使いませんでした。」
「それじゃ、手加減されたみたいじゃないか!」
「そういうわけでも...」
「次は全ての力を使って攻撃してきてよ?全力で。その時は私もさらに全力で戦うから。その代わり外で戦ってもらうけど。」
「...わかりました!!よろしくお願いします!」
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