17日目

朝になり、蟻達がご飯を運んでくる。


代わり映えのないご飯。ご飯というか肉団子だ。誰か料理のできるヤツは居ないのだろうか...


ありだしなぁ〜...


そう思いながらむしゃむしゃと食べま進める。


ピコン


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名前 【m@t&#log# Queen】 level 122

HP 160.000

MP 90.000+10.000


スキル 【解毒Lv5】【跳躍Lv5】【炎操作Lv10】【自動回復Lv7】【威圧Lv10】【水操作Lv6】【風操作Lv8】【雷操作Lv9】【並列思考】【並列処理】【槍術Lv1】【統率Lv4】【アイアンクローLv4】【土操作Lv6】【念話】【遠隔操作】【炎耐性Lv3】【水耐性Lv3】【雷耐性Lv4】【物理耐性Lv5】【斬撃耐性Lv5】【体術Lv3】【剣技Lv2】


ユニークスキル 【#&Lv5】【眷属召喚Lv8】【人化】【魔道の心得】


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またいろいろ増えてるなぁ。

これ以上増え続けたら把握しておくのが大変なんじゃないだろうか?


Lvも上がってMPも増えた。MPを9割ほど使って眷属召喚!


他の蟻達より倍近くでかい。


【Queen】と出ている。


新しい女王蟻だ。同じ巣に女王が2匹って大丈夫なのだろうか??


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【Queen】

働き蟻を産み出す。攻撃力はほとんどなく、防御力は高い。防御魔法、範囲回復魔法が得意。

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とりあえずは一緒の巣に居ていいみたいだ。


働き蟻達には取り急ぎ新しい女王の部屋を作ってもらう。


MPを回復してから村へ向かう。



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「こんにちはー」


戦闘後は剣の調整に来るように言われていたから鍛冶屋に来ていた。


「ミハルさん噂は聞いてるわ」


「噂ですか?」


「ゴブリンジェネラルのソロ討伐よ。本当なの?」


「あー、それは多分本当だと思います」


「何よ煮え切らないわね。」


「ゴブリン討伐をしてただけなので、偉業を達成したみたいに言われるのがちょっと...」


「まぁ、いいわ。剣を出して。んー...全然刃こぼれしてないわね…あなた本当に人間?」


「いや、まぁ...」


「少し待ってて」


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「戦闘後はちゃんと血を払ってね?錆びるから」


「はい、気をつけます」


「それでひとついい?」


「はい?」


「防具着ないの?」


そういえばずっとラフな格好だったなぁ...


「作ってくれたりは?」


「ここは鍛冶屋よ?服屋や防具屋に行きなさいよ」


「ですよね、これから行ってきます」


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服屋と防具屋を回った。


服屋では、どんな服が良いか分からないから店員さんのオススメを買うことにした。


何故か店員さんはノリノリで服を沢山渡してきた。

ついでにと、新作の服を着させられた。


服を数十着購入した。


防具屋では、機能性重視の軽量アーマーを購入した。その他にも篭手などあったが、私の戦闘スタイルには合わないと思って買うのを辞めた。


今日は依頼を受けず巣に戻った。


村と巣の距離が遠すぎる...村の地下に素を作りたい...バレるだろうか?少しずつ計画を立てよう。


---


巣に戻った頃には夕方になっていた。


無事に女王の新しい部屋が出来ている。

その中で女王が卵を20個程産んでいた。


そういえば、普通卵を産むんだよね...


眷属召喚で蟻達を増やしていたから常識を忘れていた。


でも私卵産めないし!未経験ですし!


新しい命の誕生に心躍らせ、今日は休むことにした。

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