3日目
朝起き今日も探索へ出かけることにした。
今日は西かな〜
---
歩く事30分ほど。洞窟があった。
わぁ...見るからに怪しいなぁ...少しだけ...覗いてもいいよね??
ゆっくりと洞窟の中へと入る。
何度か分かれ道があったが、帰り道がわかりやすい様に全て右側へ進んだ。
おっとー? 見えずらいけどあの形はデカいトカゲだよね?...よし戻ろう...
足音を立てないとうに後退する。しかし、トカゲは既にこちらに気づいていた。
突然当たりが明るくなり、トカゲの顔が見える。
...?!わ!!危な!トカゲが火を吹いた!...顔ゴツゴツし過ぎでは?あれじゃ本の中のドラゴンだよ...
トカゲが突進して来る。
何とかスレスレのところを避けるも出入口を壊されてしまった。
デカいのに速い!やばいじゃないですか...やばい!また火がくる!
横に飛び何とか避けるも、後ろ足が少しかすった。
「ギィ!ギィー?ギィ?」熱っつい!!あのートカゲ様?逃がしてはくれないですよね??
トカゲは唸っているだけで返答はない。
言葉話せないですもん伝わるわけないですよね〜...
ステータスを見るとかすっただけで、HP15からHP10まで減っていた。
火傷でそんなに減る!?普通HP1づつ減るんじゃ??えーい!やけくそだ!!!スキル跳躍!!
スキルのおかげで蟻ではありえない高さ、約3メートル程飛んだ。トカゲの背中に飛び移り噛めるだけ噛み付いた。
トカゲは凄まじい咆哮を放った。
体がビリビリする。飛ばされそうになる体を顎の力だけで耐える。
ふん!!どうだ!!
トカゲのバッチンバッチン噛み切る。何とか右前脚を切り離した。
トカゲはその場で倒れ込んだ。ブレスの勢いも無くなっていた。
どうだ!蟻の力!思い知ったか!!他の関節ももうボロボロだろ。バラバラにしてくれる!!
休まず攻撃に入る。
直後、壁に叩き付けられるのがわかる。
え?...何をされた?
目がかすむ。
残りHP2
トカゲが体を引きずりながら残った足を使い近づいてくる。
...くっそ...負けてたまるかーー!!!
フラフラの体を起こし、トカゲへと再度飛び乗り噛み付いた。肉を噛みちぎり、関節を断ち切る。振り払われないように爪を肉に食い込ませる。
あ...もう流石に意識が...
---
どのくらい眠って居たのだろう...体がだるいなぁ...
あ!私死んだ!?
飛び起きるとそこには横たわって動かないトカゲがいた。
いき...てる〜...HP!!...1!!ギリギリ...よかったぁ〜。見たか!お腹も減ったしお前の血肉を食ってやる!!
早速各部位の解体を始めた。
頭と腕、尻尾に切り離す。
血が凄い...冷静になるとグロテスクだなぁ...
改めて思うけど、蟻の顎凄い...こんなに硬い鱗も噛み砕けるなんて...
えっさほいさえっさほいさと解体していく。数時間程が経ちやっとの思いで終える。
ふぅ〜...疲れた...うわぁ...こんなに血の海になってたんだ、気づかなかった...さてと、帰りまー...す...出口...
戦い序盤で出入口が崩壊していた事をすっかり忘れていた。数分頑張って見たものの開通する気がしない。
疲れたし...肉食べて今日は休もう...
火は無い...しょうがないか...生で食べよう
トカゲの足の肉に噛じりつく。
ん!!!柔らかい!美味しい!!牛肉にに負けないぐらい美味しい!
淡々と食べ進める。1時間ほど経ちトカゲの後ろ足が骨となった。
もう動けない お腹が重すぎる 今日は寝よう...
---
レベル上限に達しましす
レベル上限を解放します
レベル上限に達しました
レベル上限を解放します
レベル上限に達しました
大働き蟻【Major Worker】へと進化します
レベル上限を解放します
【m@t&#log# d#/_@on】の討伐を確認
王の資格を大働き蟻【Major Worker】へ移動します
【女王】称号を獲得
アントクイーン 【Queen】へと進化します
ユニークスキル【眷属召喚】を獲得
【m@t&#log# d#/_@on】を【#&】で吸収します。
条件達成を確認
アントクイーン【Queen】を【m@t&#log# queen】へと変化します
---
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます