第20話、テティスさんが真面目に絶世の美女エルフだった
それから自分はあの特殊な攻撃をしてくる目玉と触手の魔物を倒し終えると正気に戻ったテティスさんに滅茶苦茶に泣きながら土下座をしてきて困惑したけど自分は気にしていませんからと答えた。
こればかりは真面目に相手が強すぎるから仕方がない。
だってここは本来ならばストーリーがクリアしてから開放される場所なのだからこんな状態で入ればこうなることぐらいは当たり前だから。
何も用意しない上に無計画に入るのはマジです死に向かうようなものだから・・・まあ、蝮さんは何も考えずにこの裏ダンジョンに突撃をしていたらしいけどどんな環境で育ったらそんな事になったのかは知りたいところであるけど。
そんなことは置いといてだから気にしないで先に進む事にした。
目的のやつはドロップしなかったからその代わりにそれよりもドロップが難しいスキルのオーブを手に入れたからそれをテティスにあげて元気を出してくれと伝えていた。
するとテティスはこんなに良いものを貰ってもよろしいのですかと慌てて自分に聞いてきたので自分はもちろんだと答えてあげるのだった。
それを受け取ったテティスはある程度に元気が出たので自分は安心をしながら先に進み始めた。
そろそろ今日のところは休みたいから次の部屋にいる魔物を倒したらそこでキャンプしようと決めたのである。
そうして先に進むと今までの中で一番強い気配を感じていた。
強さ的にも丁度良いかもしれないと思いながら開けるとそこにはデュラハンがそこにいたのだった。
うわー、マジで強そうなやつじゃないのですかと思いながら遠くから見ていた。
デュラハンは蝮さんと一緒に戦った以来で一人で戦うの初めてかもしれないと思っていた。
蝮さんは眠たそうにして余裕で倒していたけどそれはあの蝮さんが異常なだけで普通に目の前にいるデュラハンは格別の強さを持っていた。
特にデュラハンには恐ろしいスキルが多くあり中でもトップクラスにやばいのは【魅了の極意】、【洗脳の極意】、【闇堕ちの極意】を持ち合わせているのだ。
これのせいで真面目にレベルが高くても全滅になってしまうことがあるのでヤバい相手なのだ。
だからメインヒロインなら【魅了の極意】でアウトだし男キャラなら【洗脳の極意】で駄目だしそして【闇堕ちの極意】で暗い過去とかあるキャラはあっと言う間に敵になってしまうので滅茶苦茶に大変なのに蝮さんがいるとあっと言う間に倒してしまうのである。
やはりあの人は頭がおかしいと思ってしまっていたけど今はそんな人はいないから気をつけなければならない。
特に恥ずかしい事であるけど実は昔にデュラハンとの戦いで洗脳されて蝮さんに何度も襲いかかってしまったことがあるので真面目にやばいのである。
あの時は滅茶苦茶に蝮さんに謝っていたなと思いながらそれでそれらを無効にするために頑張って【結界の極意】を手に入れたからそれを最大限まで活用する為に鍛えたからな。
だからあの凶悪なスキルなどは無効にできるけどそれを無くしても普通にデュラハンは強いのでそこが問題であるけど流石にあの大天使ミカエルよりは弱いから何とかなるだろうと思いながら進み始めた。
するとテティスさんに対していきなりなにか仕掛けてきたのでおそらく【魅了の極意】でも使われてしまったのだろうなと感じた。
それで彼女が襲いかかって来ても自分は何も責めることはしない何故ならば自分は蝮さんに対して38回ほど洗脳されて襲っているから一度や二度程度で怒ることは絶対にしない。
自分よりも少ないのだからと思っていたらやはり後ろから殺気が感じ始めたので予想通りだなと考えて一気にデュラハンに突撃をした。
幸いなことにデュラハン自体はそんなに早くはないので素早い攻撃を売りだせば避けることができずに確実にダメージを与えてる事が可能であり更にここで嬉しいことにこのデュラハンは何と炎魔術がかなりの弱点で自分は一人の時に上手くアースボルケーノで一気に方をつけた事もあるのだ。
だからこそ問題はないけど万が一もあるのでテティスさんが巻き込みを食らう前に一気に勝負に出た。
自分は突撃をして猛攻をしながら炎魔術を発動させるのだった。
こうして戦いながらでも発動させるようにと蝮さんから徹底的に叩き込まれたからその練習成果が現れて上手く予想よりも上手く攻撃が通りそのすきに古代魔術、アースボルケーノを発動させるのだった。
そうして発動させたアースボルケーノはデュラハンを包み込み一気に燃やし尽くしたのだった。
本当に炎魔術が得意で助かったよなと喜んでいるとデュラハンからお目当ての品物がドロップしたのである。
浄化の雫、これはどんな状態の物でもこれを飲みこめば状態異常を回復させるものであるけどこれは実は呪いも病にも効果があり滅茶苦茶に貴重なので本編では一つしか手に入らないのだけどこの裏ダンジョンでは頑張ればいくらでも手に入る。
もちろんこれもかなりやり込みが必要になってくるけどレベル上限を上げるためにいつの間にか手持ちいっぱいになるので自然とみんなが多く持っているプレイヤーもいるのだけど。
今はそれは置いといてまずは彼女にこれを飲ませることにした。するとテティスさんは恐れながらこれを本当にもらってもよいのですかと聞かれたので自分はそのうちにここもレベル上げの周回になる所だから別に気しないので別に構いませんからと伝えた。
そうして受け取ったテティスさんはそれを飲み込み始めると体から眩しい光が現れて自分はその眩しさに目を閉じて光が収まるのを待っているとそこに現れたのは絶世の美女と呼んでもおかしくないエルフがいたのだった。
わおー、これは正しく絶世の美女と呼んでも恥ずかしくないエルフだなと思ってみていた。
本当にこれで良かったと思いながらそれでは目的も果たしましたので今日はここで休みましょうと言うとその前にテティスさんが泣きながら抱きついて嬉し涙を流しながら感謝を伝えてくれたのは自分も嬉しいけどそれよりもテティスさんの大切な胸がもろに感じていた。
しかもアンナよりも大きく巨乳クラスだと思われるほどであるのに自分に遠慮などなしで当ててきていたのでそれを言いたかったけど今は嬉しくて泣いていのだから好きなだけ泣かせてあげるかと考えるのだった。
本当に頑張ったのだからこちらが水を指すわけにはいないしそれにこれはこれで良いおかずになることは確定しているのでそれを忘れないためにも精一杯に感じておこうと下心も出していたのであった。
だからこそアンナに何度も殴られてしまうのにそれに気が付かないのは男としての本能なのであろうかそれともただ本人の本質なのかは誰も理解は出来ていなかった。
作者からのお願い
この作品が面白いと思いましたら下にある星を与えてくれると本当に助かります!多くの人に読んでもらう為にも是非とも宜しくお願いします。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます