第6話 オカズの真相?

 早川さんに〇コキされてから、俺の心は彼女に支配されたようだ。今までにしていた村松先生に興味を持てなくなった代わりに、早川さんを見るだけでドキドキと勃起が止まらない。


そんな状況で、早川さんに〇インで自宅に招待された。明日から金・土・日の3連休になるんだが、その連休中に彼女のご両親が旅行に行くらしい。


この誘いに対し、俺はどう答えよう…?



 悩みまくった結果、早川さんの〇インに『行こうかな』と返信する。あの〇コキは、童貞の俺にとってあまりにも刺激的だった。もう1度味わいたい欲求に抗う術はない…。


返信後、すぐに彼女から『それじゃ、来れる時に連絡してね♪』と返される。折り返してから、デスクで雑用を済ませるのだった。



 それから時は流れ、俺は学校を退勤する。この時をどれだけ待ち侘びたか…。


帰宅して着替えを済ませてから、早川さんに〇インした。すると間もなく『マンション前まで迎えに行くね』と来た。その気遣いに感謝しつつ俺は家を出る。


マンションを出ると、嬉しそうな様子の早川さんと会う。…やはり心の高まりを感じる。


「颯君、早く行こ」


俺は歩き出す彼女の隣に移動する。


「あたしのマンションはあそこだよ」


彼女が指差す先は、俺のマンションから50メートルぐらいしか離れていない。この距離は本当に近い。


「お父さんとお母さんは1時間ぐらい前に出かけたの。帰ってくるのは…、日曜の夕方だって言ってた」


「そうか」

旅行先で思いっ切り羽を伸ばすために、早めに移動するみたいだな。


そんな風におしゃべりしてる内に、早川さんの家の前に着く。


「遠慮なくくつろいで良いからね」


「わかった」


1度ならず2度も一線を越えようとしてるんだ。彼女は生徒ではなく“女性”として接したほうが良い気がする。今の俺に、早川さんを子供扱いする資格はない。


俺なりに方針を決めた後、お邪魔する事にした。



 早川さんの家にお邪魔した俺は、すぐに彼女の部屋に案内された。入ってすぐ感じたのは、良い匂いがする事だ。女性の部屋はみんなこうなのか?


「…あたしの部屋に入った途端に大きくなってるね♡」

早川さんの視線はに注がれている。


「良い匂いがするからつい…」


「良い匂い? 別にしないけどな~。特に何もしてないし…」


これが“フェロモン”ってやつか? 10歳下の高2でも立派な女性なんだな。


「そんな事より、ってほしいんじゃないの?」


彼女の手の動きを見れば、これからする事はすぐわかる。


「ああ。お願いするよ」


「んじゃ、ベッドに転がってね」



 早川さんのベッドで、俺は2回目の〇コキを味わっている。これに慣れると、自分でするのは物足りなくなりそうだ。


「そういえば、颯君にずっと訊きたかった事があるの」


「何だ?」


「颯君のについてね。あたしが手を出す前に教室でモッコリしてたって事は、オカズはA組の誰かなの?」


「違う違う。…村松先生だよ」

こんな情けない姿以上に隠したい事はないから、話したほうが楽になれるだろう。


「村松先生だったのか~。あの人はおっぱい大きいし、男の人の颯君はイチコロなんだね~」


「まぁ、そういう事だな」

同性だからか、冷静な意見だ。


「でもあの人、結構遊んでるらしいよ?」


「そうなのか?」


「聴いた話だけどね。学校を出てから、いかにもチャラそうな男の車に乗ったとかなんとか…」


「そんなイメージないんだが…」


「清楚系っていうか、大人しそうな人ほど意外に遊んでるものじゃない? 今の颯君だってそう。あたしに〇コキされてると聴いて、誰が信じるかな?」


人は誰だって、表と裏の顔がある。その使い分けは人それぞれか…。


「あたし、余計な事言っちゃったかな? ごめんね」


「気にしなくて良い。早川さんの〇コキが気持ち良すぎて、じゃ物足りなくなったんだよ。だから吹っ切れた」


これから村松先生の事は“年下の上司”として見るとしよう。それ以上も以下もない。


「そっか。じゃああたしも吹っ切ろうかな♡」


あろう事か、早川さんは手ではなく直接舐め始めた。その変化球に俺はすぐ限界を迎える…。

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