2024年6月17日月曜日
☆音楽
今日聴いていた音楽は、GIRLNEXTDOOR(2013年以降は活動休止)だ。千紗・鈴木大輔・井上裕治の三名で結成された、AVEXが総力を挙げてプロデュースした音楽グループ。DriveAwayや偶然の確率などがヒットし、Infinityという楽曲をリリースした年には紅白歌合戦にも出場している。はず。俺は紅白で当時見た。
えー、さて。僕は浮気性なもので、このグループのギターサウンドも好きである。彼らのギタリスト、井上裕治さんは、Soldanoというメーカーの劇歪みアンプを使用し、DBZ(ドラゴンボールとは関係ない)というメーカーのギターを使っている。
大学時代同期だった、ギターの天才(エリッククラプトンに惚れ込んでいた)からいわせれば、DBZは見た目ばかりのハリボテで、Soldanoは攻撃的過ぎるというような話だったが、実はSoldanoはクラプトンも使っていた。DBZはさすがに派手なので使っていないが。
おそらく、井上氏はAVEXから目立つカッコいいギターとあまりメジャーじゃないアンプで差別化を図ってくれと言われたんだろう。事情はしらないが、あまりその組み合わせのギタリストを他で聞いたことがない。
井上氏は、B’zの松本孝弘さんのファンだから、彼なりに松本サウンドを意識して、当時B’zのギターモデルで主流だったダブルカッタウェイのギターで目立てるものを探した。
そしたら、一度はポールリードスミス(の中のマッカーティという形の個体)やDEAN(の中のICONという形の個体)というメーカーにいきついたが、前者はサンタナやジョンメイヤーなど泣きのギターやメロウなギタープレイに重きを置くミュージシャン御用達で、シンセサウンドのきらめくダンスナンバーには不釣り合い。また、後者は逆にパンテラのダイムバックダレルやメガデスのデイブムステインなど、強烈なメタルアイコンが御用達で、これまたイメージが彼らに引っ張られすぎる。
そこで、井上氏はたどりついた。『あ!DBZにMONDIALっていうギターがあるやん!』と!(井上氏は関西人ではありません。)
ちなみに、僕は彼らのバンドスコア5曲入りを持っている。おそらく将来価値が出る。
★音楽②
イヤホンが電池切れそうになったので、立てるだけでスマホのスピーカー音が大きくなるスマホスタンドにスマホを立てて音楽を聴くために、選曲を変えた俺。なぜなら、家族が洗濯物を干しにベランダに出るため俺の部屋を経由するかもしれない。その時に、女子ボーカルの音楽を聴いていたら気まずい。だから、僕はAcid Black Cherryを聞いた。
Acid Black Cherryとは、JanneDaArcのyasu率いる、ビジュアル系バンドのベテラン総出演バンドである。というのも、元ラクリマクリスティのギター、HIROとベース、SHUSE。そしてpenicillinのギター、千聖。SIAM SHADEのドラム、淳士。BREAKERZ(DAIGOのバンド)のギター、AKIHIDE。そして時にルナシーのギター、SUGIZO。SIAMSHADEのギター、DAITAなど錚々たる顔ぶれが総出演している。手厚い。肉厚。
ボーカルの名義は本名である林保徳(はやしやすのり)に変更。そして2017年に初の作詞作曲含めすべてが完全楽曲提供のアルバムAcid Blood Cherryを発売したのち、活動を休止している。(中古で古市で買いました。なんでか、そのアルバムの発売日に中古で500円で売っていたのでびっくりした。)
レクリエーションアルバムでも見られるように、歌謡曲に造詣の深かったyasuは、JanneDaArc時代のメンバーによる(ギタリストyou曰く)DreamTheaterを意識したという技巧的手法から、AcidBlackCherryからは、ハードロックな音楽に変更していったなかでも、yasuによる歌謡曲的な文脈は衰えなかった。
また、新しく挑戦したAcid Blood Cherryという取り組みもまた、伝統を破った感じで斬新だった。というのも、今まではジャンヌダルクもABCも歌謡曲的な歌詞や音楽性の文脈に、プログレッシブロックやハードロックを混ぜたような質感から、一気にダンサブルなシンセサウンドの唸るフロアミュージックや、ゴリゴリの速弾きに変拍子が絡むテクニカル奏法のある音楽まで、多彩に披露してくれて、耳が楽しかった。なんなら、シャウトもあった。ああ、活動再開してほしい。ただのエゴだが。
☆本
帚木蓬生の閉鎖病棟を読み終えた。本来なら泣くべきところで泣けなかったが、いい本だなと思った。小説に添えた解説は、MOZUシリーズのドラマ化で知られる逢坂剛さんだった。1997年の小説らしく、解説の引用にでてくる小説は知らない者ばかりだったが、印象的だったのは、トマスハリスのレッドドラゴンだった。映画をみたことがある。ハリポタでヴォルデモートを演じたレイフファインズが、龍のタトゥーをした狂人と化していた。
★仕事
後輩が仕事をやめたので、忙しくなった。でも、今日みたいなのは、まだまだ序の口で、七月直前に繁忙期に入り出すらしい。そうなると、手に負えなくなる。その前に進言しないといけないらしい。普段なら何個で、今は何百個とかあるからできません人くださいと言わないと、上は、何とか出来てると思っているらしい。
☆小説
昨日の寝る前に、これの昨日分を描いた後、さらに自分の小説を読んだ。インモラル。天才だろう。俺。スリルのある戦闘の展開でドキドキ・タナトスとエロス渦巻く行為描写もありハラハラ・リスクと快感が隣り合わせという究極の設定・戦闘描写の鮮やかさ・広がる人間関係・喪失で悲しんだり仲間を殺した敵に激昂したりする表情豊かな主人公・危険人物や好漢、人間のギャップなど、人間らしい登場人物。あまりに書くには注目すべき点が多すぎる。他には、緩急のある物語。泣いたり笑ったり、恨んだり、羨んだり。様々な感情に振り回される登場人物たちなど。枚挙に暇がない。めちゃくちゃおもしろい。
なんで読んだかというと、やはり、自分が今書いている物語に、愛情が籠ってないと感じたからだ。インモラルを読むと、物語への愛、登場人物への愛情が半端ないと感じる。それだけでも、この物語はすごいと感じる。
今考えているのは、103話以降伸び悩んだ閲覧数が、見事に最終話の169話まで一本の線が出来た如く1回以上読まれたことによって閃いた、また続きを書く説である。
というのも、昨日びっくりしたが、199ものPVがインモラルにあった。これは、一日の閲覧数では過去最多だ。4300余りだったインモラルの総計閲覧数は4500を超えた。(ちなみに、インモラルというタイトルは、2008年から2014年頃まで筆者がお世話になったエロサイトの名前と同じである。yourfilehostやpornhabなどと直接リンクしたサイトで、当時出回っていた沢山のエロ動画を綿密に吟味できた。いまでいう、エロタレストみたいなもの。みんなが好きな言葉に、閲覧数は着くと信じていたので、ヒットして嬉しい限りだ。)
余談だが、続きを書くとしたら、もう一度第一話の主人公が寝ていた夜から再開させ、もし前と同じ状況じゃない過去に戻ることになったら、どうするか。みたいな話にする企画を練っている。
★動画
ひさしぶりにショート動画を見てた。出勤前に出来た中途半端な時間にである。何の足しにもならないのにである。なんだか、久しぶりに見るとドーパミンが弾けたのか、惰性ではないためか、収穫がある様な気がした。
☆ベース
今日は楽譜なしで閃きでベースを弾いた。機材には、ギター用に買っていたワウペダルをアン直のセッティングの真ん中に挟んで、踏みながら鳴らした。
もよよ~んと音がして、我ながら心地よかった即興の音楽は、ガルネリウスのRaiseYourSwardのアレンジバージョンである。跳ねたリズムをかませ、シンコペーション風にしてみた。俺は、それが様になった瞬間、ベースの方が旨いなと自画自賛した。
ベースは、単音なので弾きやすい。ギターはコードやルートなどの和音がめんどくさい。ベースなら、単音だから、外れても味、だから楽しいのかもしれない。
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