第4話
いつものように放課後、
心は
しかし、その日も何かが可怪しいことに気づいた。
通学路で普段見かける生徒たちが居ない。
それどころ人がどこにも見当たらないのだ。
「
家の中からも一向に反応がなかった。
何度か呼びかけたが反応はない。
心配しながらも、
家の中からは一向に反応がないまま、薄暗い夕暮れが近づいていた。
突然、通りの灯りが消える。
そこで見たのは
奴らはゆっくりと辺りを見回し、何者かを見つけたと思うと、一斉に走り出して行った。
他の
しかし、
何も出来ない自分に
「驚いた!!私以外にも人が居たんだ!!そんなところに座ってると危ないよ?早く逃げなきゃ!!」
「君は?」
「私の名前は
「ありがとう、
彼女の姿が、
外の
しかし、
「ここは安全だと思うけど、万が一に備えて...」
「
「当たり前のことだよ!!た・す・け・あ・い!!」
そう言うと
「でも、これからどうする?外には...」
不用意に外に出るとまた奴らに襲われる可能性がある。
しかし、ココが安全とは分からない。
「まずは、この世界から抜け出さなくちゃ!!」
そう言うと
「何それ?紙切れ?」
「違うよ!!これはヒトガタと言って身代わりにもなるし、使い方次第では奴らを倒せちゃうんだよ!!」
「もしかして、
「まぁ、そんなとこ!!じゃあ、さっそく使ってみよう!!」
外からは
時間がない中、
「これで、少しは奴らを
未来は自信を持って言った。
その瞬間、外から
「
「裏口には逃げ道がある。私が封印を解けば通れるはず」
「じゃあ、早く行こう!!」
その間、
「もう少し、もう少しで...!!」
しかし、
外の世界に出ると、さっきまで居た場所なのに奴らは居ない、一つだけ
「わぉ!!久しぶり、
「気づいとらんのか?奴らはお主らを追ってきとるのじゃぞ!!」
そうこうしていると空間に
「うわぁ!!マジで来てるじゃん!!」
「安心せい!!ワシはコヤツらより強いからのぉ」
そう言って次から次へと出てくる
「なんか、世の中不公平じゃね?」
そう思った
「やんや!!やんや!!わぁすごなぁ!!」
全てが終わる頃には夕方になっていた。
「終わったねぇ~」
「僕たち何もしてないけどね...」
全てを
その姿は、赤髪のロリっ
その姿を見るやいなや、
「かわいい〜!!流石
さっきまでのかっこいい
「それじゃ!!また会える日まで〜」
そう言い残すと未来たちは、
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