「君は何を対価として払う?」「もし、クーリングオフと言ったら?」

上記の通り、王道ファンタジックな世界観に持ち込まれるやたら現実的な台詞回しがとにかくコミカルでツボに刺さりまくりました!

恋愛要素はまだまだ先になりそうな予感がしますが、ちょこちょこと挟まれるアルシエラ様の言動に「お?お?」と思わせてくれる何かがあり、この淡さがまた良い!

登場人物がみんな魅力的で親しみやすく、旅路で出会うさまざまな人との交流、美しい風景や建物、美味しそうな料理と、ファンタジー旅行記のツボをしっかりと押さえており、温かく爽やかな印象です。