第2話 魔人エア

 怪獣出現直後。町を捨てて逃げたゴドー・トジオは保護されて孤児院で五年間を過ごしたのち、生まれ育った町でその瓦礫撤去と、白骨の回収に勤しんでいる。台車に大量の瓦礫を積み、運ぶ先は堆く積まれたゴミの山。ちょうど日の当たらぬ陰で、ゴドーは一息つく。


「おーい、ゴドー、どこだ?」


 そのとき、ついさっきゴドーに絡んできた少年、カンターの声がする。さっき怒られたばかりだというのに。やや呆れつつ、そちらの方を向いた。


「おーい、ゴドー」


「ここだ。どうした?」ゴドーは小声で返事をしてやる。


「おーい、ゴドー!」カンターの声が大きくなる。聞こえていないのだろうか。いい加減にしろ、と思ったら、本人が枯れ木の間から顔を出した。


「ゴドー、助けてくれ」


 その顔面から涙と鼻水がだばだばと垂れている。理由はすぐにわかった。


「それが、ゴドーか」


 女の声。当然、カンターの口から洩れたものではない。


 彼の後ろから、巨大な角が見える。真っすぐ伸びていれば、片方だけでも一メートル以上ありそうなほど巨大で歪に折れ曲がった角だ。黒く硝子質のそれが一対。そして、目に焼き付くような橙色の髪。生気を感じぬ白い肌。歳だけなら二十手前、少女にも見える。きっと同年代、と言いたいところだが、相手は人間ではなく魔族だろう。魔族はかなり長命故、正確な年齢は考えても仕方がない。そんな彼女の服は真っ黒、否、濃紫をメインとした色調で整えられている。大きな外套と、その内側には体に張り付くようなぴったりとした衣服を纏っていた。


「案内ご苦労、もういいぞ」


 突き放すような女の声が『それ』からした。その声に弾かれたように、少年はゴドーの脇を抜けていなくなる。


「魔族、か」


 知能が高く、彼らなりの言語と文明を持つ魔物を人間はそう区別している。だが、人間の言葉を話す物は極めて稀だと聞いている。


「お前達はそう呼ぶだろうな」


 それが口を開けば、八重歯より長く尖った犬歯がぎらりと光る。頭の両脇から生えた大きな角以外はほとんど人間の女と同じだが、当然本能がそれを否定する。なんとなく獣然とした青い双眸がゴドーをじっと見つめる。


「お前が、あの化け物のことを最初に怪獣と呼んだ人間だな」


「今は、みんながそう呼んでいる。最初かどうかはわからない」


「はぐらかすな。見て確信した。お前がきっと、わたしの運命の相手に違いない」


 魔族は自信たっぷりにそういうと、ゴドーに向かって一歩二歩と距離を詰める。恐ろしくなって、ゴドーもまた一歩二歩と後退る。


「運命……?」


 ゴドーの背筋が冷える。人型の、しかして明確な魔族に、そんな宣言をされるなど。


「そうだ。わたしとお前は、あの〈怪獣〉を共に倒す運命にある。そうだろう?」


「知らない。そんなこと、聞いたこともない」


「うーん、そうか。それは困ったな」


 魔族はぴたりと足を止めた。本当に困ったように眉間に皺を寄せている。勝手に無機質で冷酷な奴だと思い込んでいたが、どうやら表情のバリエーションは多そうだ、とゴドーは感じた。


「だが、お前は〈転生者〉なのだろう? そして、あの怪獣と対をなす存在だ。こんなところでガラクタを眺めている場合でもあるまいし。ほら、顔が汚れている」


 手の形も人と同じだが、その爪は黒く、五センチメートルほどの長さを持って、何より鋭く整えられていた。そんな凶器が、ゴドーへ向けられる。


「触るな!」


 手を伸ばしてきた魔族から、ゴドーはさらに距離を取る。警戒心たっぷりのゴドーへ、魔族は不満そうに視線を送った。


「おい、そいつ、本当に魔族か」


 その時、さらに厄介なものが現れた。ギュオ・ギビルだ。多分、カンターから魔族の出現を聞かされたのだろう。


「なんだ、こいつは」


 明らかに不快そうな表情で、魔族はギュオを睨みつける。しかして、ギュオはそれが堪らなく愉快だったのか、にやりと下卑た笑みを浮かべた。


「本当に喋る魔族だ。面白い、捕まえて闇ギルドにでも売り払えばいい額になりそうだな。おい、ゴドー、こいつを早く捕まえろ」


 ギュオには目の前の魔族の力量が分かっていないようだった。仮にも魔術師、ゴドーはすでに、この魔族が尋常の魔力を持った存在でないことは理解していた。彼女の周囲を渦巻く魔力の流れは、まるで巨大な蛇に守られているかのようだった。


「いや、ギビルさん、これを捕まえるのは……」


「なんかむかつくな。お前、こいつに従うのか?」


 一方の魔族は今にも飛びつきかねない様子だった。長い爪をカチャカチャと、不快そうに鳴らす。


「従うも何も、こいつはおれの部下だ。おれが死ねと言えば死ぬぞ」


 自慢げにギュオが鼻を鳴らす。すると、魔族は目を丸くした。


「だから、ゴドーはこんなところで泥にまみれているのか」


 ばちり。棒鑢同士をこすり合わせたような金属な音。見ると、魔族が持ち上げた右掌の上に火花が散っていた。詠唱も印も切らない。道具もいらないし精霊すら寄り付かない。魔族が魔族たる由縁、呼吸や歩行と同じく、生まれ以ての感覚で魔術を扱う。ギュオが逃げる余裕もなく、火花は彼の顔のすぐ横を通って岩肌に炸裂した。


「逃げろ!」


 本来なら彼の顔面を焼き尽くし、首から上を完全に消滅させていた一撃。だが、そうならなかったのはほかでもなく、ゴドーが彼女の手首を押さえて軌道をずらしたからだった。


「ひいい、ふざけるな! なんだあいつは!」


 漸く事態を飲み込んだのか、ギュオ・ギビルは悲鳴を上げて逃げ去っていった。


「あんなもの、焼き払えばよかったのに」


「ダメだ。それに、おれはこの仕事を好きでやっている」


「そうなのか? だとしたら、ちょっと趣味が悪い。そもそも、ここは我々ですら息をするのも躊躇う場所だ。長居するのだってよくない」


「怪獣の汚染のことを言っているのか?」


「そうだ。精霊だってすごく弱い。魔界でもなかなかお目にかからないぞ」


 魔族は不思議そうにあたりを見回す。ゴドーの目には映らないが、魔族には精霊が見えているらしい。昔のケイヘンであれば、確かにそこかしこにいたものだが、今のゴドーには一匹たりとも見えなかった。


「さっきの人間に聞いたが、お前はここで、毎日ゴミを拾ってはこの辺りに捨てているらしいな? 理由がわからない」彼女の深く青い瞳が、じっとゴドーを見る。


「人を探している。それだけだ」


「人を? 誰だ?」


「恩人だ。多分、あの瓦礫の下のどこかにいる。とにかく、おれは好きでここにいる。怪獣の公害なんざ知らない。人を殺しに来たのなら、好きに殺していい。全員、まともな道の人間じゃないし、死んで困る奴もいないと思う。ここの用心棒だってお前には勝てないだろうし」


「そういうことをしに来たのではない」魔族は口をすぼめてそう言った。


「それより、恩人について聞きたい。探しているなら、どうしてすぐに見つからない。ここにいる人間の数はせいぜい百か少し。人間同士ならすぐにわかる……よな?」


 魔族はずっとこちらの表情を伺っている。


「瓦礫の下っていうのは、死んでいるってことだ。おれの恩人はもう死んでいる」


「ややや。死んでいるのか。だが、見つけてどうする? ここの死んだ人間はもう大体が骨になっているな。人間は人間を食べないはずだし、骨なんてなおさらだろう?」


「魔族や魔物は死んだ仲間を食うのが礼儀らしいが、人間にそう言う習慣はない。丁重に弔う。おれが探している人は、おれの親代わりだった恩人の『先生』だ。魔術もその人に習った。ここのクズどもに、『先生』の遺体をぞんざいに扱われるのは嫌なんだ。わかるか?」


 思ったよりも人間扱いした言葉を吐いてしまい、ゴドーはなんとなく恥ずかしくなった。相手の顔すら見れない。同族も人間も死ねば食い荒らす魔族に、この言葉がわかるとは思えなかった。


「だめだ、わからない。探すのに苦労している理由がわからぬ、どうしてだ」


 しかして、魔族の疑問は人間の理解を超えていた。いまいち噛み合わない。


「普通なら、魔術を使って探せるだろう。だけど、ここは精霊も少ないし、汚染で魔力が乱れていて、おれぐらいの実力じゃどうにもならない」


「そうか、そんなことか。じゃあ、骨を見ればわかるのか?」


「わからないと思う。ただ、博士はこれと同じ指輪を持っているはずだ」


 そう口走って、ゴドーはさらに後悔を重ねた。だが、ポケットからすでに、ゴドーの指先が小さな指輪を取り出していた。まるで、何かに期待しているようで、小さな自己嫌悪が胸を突く。


「それか。貸せ」


 いうより早く、魔族は彼の手から指輪を奪っていた。四つの宝石を納めた、精霊魔術の軸となる道具だ。それを、魔族は何の躊躇いなく口に含んだ。


「おい!」


 勝手に奪ったことは言うに及ばず、それを食べるなど。しかし、逆らうことなどできず、ゴドーは地団太を踏んだ。ところが、相手はゴドーの仕草など目に入らないようで、かろかろと飴のように指輪を口の中で転がしている。


「ややや。わかったぞ」


 ぺ、と魔族は指輪を吐き出し、ゴドーを置いて歩きだした。


「ああ、そうだ。一つだけ教えてほしい」


 しかして、魔族は急に足を止め、困惑しているゴドーに声を掛けた。忙しいやつ、とゴドーは内心毒づいた。


「なんだ。怪獣の話か」


「違う。弔うとはなんだ。骨は食わないんだろう、お前達は」


「埋葬する。まともな聖者や司祭もいないし、とりあえず見晴らしのいい丘に埋めようと思っている」


「そうか。マイソウか。やはりな。それならよかった。わたしが、お前にマイソウをさせてやろう」


 なぜか安心したような表情を浮かべ、魔族はまた歩き出した。どうしたものか迷ったが、付いていってみると、魔族は瓦礫の山の一角で足を止めた。


「さすがにこれは、人間の真似をするか」


 魔族はそういって、自身の角を爪で擦った。長く鋭い爪で角を粉末状に削り、ふっと瓦礫の山に吹きつける。すると、瓦礫が激しく揺れ、なんと家の形に戻っていく。厳密に言うと、腐食して欠損した部分もあるのだが、それでも、柱が直立し、壁がそれにまとわりつき、屋根が乗っかる。ちょうど、動画の逆再生のようだった。その中で、骸骨がすっくと立ちあがる。


「あれだ。指を見ろ」


 言われなくても、ゴドーの目にはその白骨の指に煌めく指輪に注がれていた。


「先生、なのか?」俄かには信じられなかった。そもそも、家や遺骸の位置を元に戻すなんて、こんな魔術見たこともない。何が人間の真似か。


「拾うのなら、早くしてほしい」


 驚いて開いた口の塞がらないゴドーに対し、魔族は肩が上下し、頬も紅潮していた。おまけに額に汗まで浮いている。どうやら消耗の激しい魔術らしい。慌ててゴドーは羽織っていた上着を脱ぎ、それを使って抱きかかえるようにして骸骨を包んで集めた。


「もういい」


 ゴドーが言い終わる前に、魔族は家を崩した。土埃が舞い、魔族もゴドーも口を覆った。


「ややや。人の真似は疲れる」ふう、と魔族は息を吐いた。


「どうやって先生の場所が分かった」


「魔力には味がある。人間にはわからないようだが」


 無感情に魔族は言った。ただ、赤く長い舌でしきりに唇を舐めだしたあたり、本当に味のようなものを感じているのだろう。


「それより、マイソウをするんだろう。どうするんだ」


「前から見繕っていた場所がある」


 魔族を従え、ゴドーは歩いた。気付けば、ケイヘン跡地から人がいなくなっていた。きっと、ギュオが大騒ぎして避難をさせたのだろう。都合がよかった。円匙を拝借し、小高い丘へ。怪獣のお陰で大分地形が変わったそこに、天地がひっくり返って流れ着いた一本の松の木が力強く生えていた。その根元に穴を掘り、骨を埋め、近くに転がっていた、大きめの石を墓標代わりにする。その前に跪き、軽く手を合わせてから、ゴドーは立ち上がって振り返った。すでに日は傾きかけていた。赤い夕陽を浴びつつ、魔族はじっと彼のことを見つめているだけだった。


「お前の名前は?」


 ゴドーが訊ねた。


「……わたしは、エア」彼女は無表情にそういった。


「おれは、ゴドー・トジオという……ありがとう」


 やや伏し目がちにゴドーは言った。魔族に礼を言うのは奇妙な感覚だった。それでも、いつになったら見つかるかわからない先生の骨を見つけてくれた礼は言うべきだと思った。


「いや、別に。わたしは、人間の埋葬が見たかっただけだ。これで終わりなのだな」


 安心したような表情で、彼女は墓標代わりの石を見つめた。


「そうだ。本当はもう少し豪華なんだが……まあこんなもんだろう」


 本当は棺に詰めるし、司祭も呼ぶ。だが、ここでは難しい。


「わかった。よいものを見させてもらった」


 魔族はそういって、ぱっと身を翻した。その姿に、ゴドーはついついエアを呼び止めた。


「待て、いいのか? 怪獣のことは」


 てっきり、怪獣や転生者の話をするために、わざわざ死体探しに協力したものと思っていた。あくまで打算である、と。


「ああ。それか。だが、やっと『恩人』が見つかったのだろう。わたしには、お前にどんな言葉を掛けたらいいかわからない」


 きつく結んだ無表情の中に、確かにゴドーは彼女の困惑を受け取った。どうにも表情が発達していて人間臭い、とゴドーは思ったが、そもそも魔族と会ったこともないので判断は難しかった。


「気にしなくていい。もう、過ぎたことだ」


「過ぎたこと……?」


 エアは不思議そうに首を傾げた。


「だから、いい。それより、さっき、転生者が何とか言ってただろう?」


「ああ、それか。予言が得意な魔族がそう言った。わたしは、それに従ってお前を探しに来た」


「なら、話してやる。もうどうせ、組合には戻れないし、先生が見つかったから、戻る気もない。お前にも借りができた。このまま返すのは、寝覚めも悪い。ただし、お前の望むようなことはないと思う。それでいいなら、おれの話を聞いた後、魔界に持って帰ってくれ」


 この魔族との関係を組合に説明するのも面倒だし、そもそも、ここにいる理由がたった今解消された。残るは、この魔族に対する義理だけである。


「お前が、いいなら……」


 躊躇いがちに彼女はそういいつつ、先を勝手に歩き始めたゴドーについて歩く。ゴドーが向かったのは、町跡から大分歩いた先にある岩場だった。そこに先生の指輪を翳せば、魔術で巧妙に隠された入り口が開く。


「ややや。人間らしい、細工が効いているな。お前達は魔力を能力としてでなく、道具として使う」


 エアはその仕組みをそう評価した。


「先生の作った工房だ。ここで話そう」


 隠された入り口から奥に進めば、粗末ではあるが、来客を想定したローテーブルと椅子がある。エアをその片方に座らせる。だが、彼女の関心は工房の中に釘付けになっていた。


「気味が悪い……いくら精霊相手とは言え、瓶に詰めて保管するなど……ちょっと……」


 精霊を使った魔術を得意としていた『先生』は精霊を瓶に納め保管していた。大小さまざまな瓶の中に詰められた、人型、或いは火の玉や葉っぱなど、一見すると『モノ』にしか見えないそれが、壁一面に飾られている。


 床にはガラス瓶の破片や泥、水や枯葉などが散らばっていた。怪獣が歩いた影響で、棚の中身がいくつか落ちてしまった結果だろう。


「人間はそういうものだ。逆に、おれ達からしたら、仲間も敵も食い殺すお前達も大概だぞ」


「それは礼儀だ。死したものを〈黒犬〉や〈臭王〉のような精霊とか、それですらないただの虫に食わすなど可哀想ではないか」


 魔族はそう反論し、椅子の上で偉そうにふんぞり返った。ゴドーは溜息をつき、部屋の隅のレバーを操作し、地下水を汲み上げコップに注ぐ。魔族へのもてなしがこれで正しいかはわからなかった。


「飲むか」


「ややや。貰おう」


 魔族は尊大にそれを受け取り、一気に煽った。


「おれと、怪獣の話をすればいいのか」


 向かいに座って、おれはそう切り出した。すると、魔族は首を振った。


「違う。お前は、あの怪獣と対をなしている。お前はあの怪獣を討滅する力を持っているのだろう。転生者とはそういうものだ。わたしが把握しているだけでも、過去千年の間に二人、転生者を観測している。奴らを殺すのに、二万以上の魔物や魔族と、五千の上級魔族が犠牲になった。その対応をめぐって、魔界でも内乱が発生し、それを含めるともっと犠牲が出た。転生者は恐ろしい力を持っている。そうだろう」


 その言葉を聞いて、ゴドーは首を振った。


「そんな大層な物じゃない。本で読んだが、その転生者は多分きっと、特別なスキルをもらっていたからやばかったんだ。でも、おれにそういうのはない。そういわれた」


「だが、そいつらにだってできないことが、お前にはできるのだろう。それが、怪獣を倒すことだ」


 やたらと自信を持って魔族は言う。ゴドーはため息をついた。


「……確かに、おれはあの怪獣の倒し方を知っている」


「やはり!」


「だけど、できるもんならそうしてる。色んな転生者みたいに、最強とか無敵の力があればなおさらだ。だけど、おれは違う」


 ゴドーは無意識のうちに、拳を固く結んでいた。


「おれにあるのは、千九百六十九年八月二十一日公開の特撮映画『化学怪獣ラジュード』の知識だけだ」


「『化学怪獣ラジュード』?」魔族は首を傾げた。


 ゴドーは思い返す。生前、幼少の頃はTSUTAYAで借りて、高校生になってからは動画配信サービスで、さんざん見たあの大ヒット映画を。


 ゴドー・トジオが、否、■■■■が、特撮好きになる、きっかけになった映画なのだから。


「『化学怪獣ラジュード』は、すでに存在していた怪獣ブームに乗っかる形で太宝株式会社によって製作された特撮映画だ」



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