眩しすぎて虚しくなる。
恐ろしいほどに鮮やかな白黒の世界
眩しすぎて虚しくなる
あの人はスゴい。感情で語る。心もキレイだから、その感情は誰もを魅了する。
でも、僕はそんなところが憎い。
一人ひとりに語りかけてくれる。覚えててくれるから、誰もを引きつける。
そんなところが恨めしい。
雰囲気だって、仕草だって、独り言でさえ敵わない。
あの人は、僕に話しかけてきて。僕は避けてしまって。
それでも追いかけてくる。
もう逃げられないとき、あの人は教えてくれた。
僕は、安心した。そして、あの人を知りたくなった。
虚しさが、薄れた気がした。
眩しすぎて虚しくなる。 恐ろしいほどに鮮やかな白黒の世界 @Nyutaro
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
同じコレクションの次の小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます