第2章 行動制限してくるプロデューサー
Nはとにかく、パワハラ言動が絶えない人物でしたが、実はモラハラも横行していました。
以下に、Nの言動をまとめます。
・夜11時以降や、朝方4時に電話をかけてくる
・他の仕事をしている時や、会議中にも引っ切り無しに電話をかけてくる
・プライベートな家族や友人とのLINEトークをチェックされる
・「今何してるの?」「今どこにいるの?」とLINEを送ってくる
・SNS投稿のチェック
・SNSアカウントを削除するよう強制してくる
・プライベートな予定まで聞いてくる
・「そんな会議、行く必要ない」と、行動を制限される
・「出かけるのは良いが、スマホは置いていけ」と、連絡ができないようにする
メンヘラ彼女並に、背筋が凍るような言動ばかりです。
風呂に入っている夜11時以降に何度も電話がかかってきて、風呂から出たら何件もの不在着信が。何かあったのかと思いかけ直すと、「何で電話に出ないんだ。電話には常に出れるようにしとけ」といきなり怒鳴られました。その後謝罪し、電話の要件を聞いてみると、正直LINEやメールで対応できる、そこまで優先順位が高いものではない確認事項でした。そんなことのために、何でこんなにも怒鳴られなければいけないのかと、Nに対しての苛立ちが隠せなくなりました。
また、上記の言動の中に、LINEトークをチェックされたと書きましたが、Nの本当のモラハラはこの先にありました。友人とのLINEの内容は、友人同士の飲み会の計画についてでした。『誰呼ぶ?』『いつにする?』『場所はどうしようか?』という、ごく普通のやり取りです。しかしNは、そのトークを見て私に怒鳴ったのです。「飲み会なんてしてんじゃねえよ!」と。
プライベートで私が、誰とどこで会おうがNには関係のないことです。ここまで私に行動制限をしてくる理由が全く分かりませんでした。
プライベートだけでなく、他の仕事にも口を出すようになりました。
「そんな仕事辞めろ」「すぐLINE打て。私が口で話すから、その通りにやれ」と。それにより、私は取引や親交のあった人と、無理やり縁を切らされる形となりました。当然向こうは、指定されたLINEを打っただけで、私自身がそう思っているわけではないことなど知るはずもないので、見事に私との繋がりがバッサリと切れました。
そうやって、Nは私を様々な環境から孤立させていったのでした。
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