第22話 同居生活、始めました
彼女の大量の荷物は受け入れたものの、未開封の段ボールが半分以上占めている状態である。。。。
整理は今月中には終わらせたいが、恐らく無理だろう。
そういえば、見つかった結婚指輪を渡した。
彼女はつけるほうが良いねとは言ったが、結局二人ともつけることはなく、今となっては部屋の隅の物入れにボックスごと入れられている状態である。
まぁこれで良いのだ。
初めての夜、一応2人で1つの布団に入ったが、彼女の体温が高すぎるため私が暑さに堪えられず、逃げ出した。
以降、一緒に寝ることはしていない。
部屋の匂いが確実に変わった。
慣れない。
慣れなさ過ぎる。
一人暮らしの時に比べて明らかに食べる量が増えてしまった。
このままでは、肥満一直線である。
部屋に食べ物の誘惑が多い。
これを断ち切ることが今の私の試練だろう。
自分の部屋はあるものの落ち着かない。
結局一人だけ外に出て、カフェでコーヒーを飲んでいる。
仕事があるんだけどなぁ。
かまってちゃんでない事は感謝しかない。
しかし、落ち着かない。
これはお互い様であろう。
他人と同じ場所で生活するということは、こういうことなのだろう。
受け入れるしかない。
大体は私の心の問題だろう。
はぁ。。。
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