第14話 早々に結婚指輪をなくす 彼女への報告編
昨日の夜、部屋をざっと探した後、彼女へ指輪をなくし、見つからないとのメッセージを送った。
その後、何往復かメッセージをやり取りした。
・彼女側のカバンの中にはなかったこと
・恐らくだけど、ホテルを出るための荷造りの際、彼女は私に指輪を渡し、私は自分のバックにいれていた気がすること。
・もう一度、探すこと
上記のようなやり取りをした後、彼女から最終的には「私も確認出来ていなかったから、アナタだけが悪いとは言えない。そして何より誰々が悪いと言っても、何も変わらない。だから忘れることにする。ただ、入籍日に指輪が無い状況は避けたいので、入籍日に用意することにしよう」というメッセージを受け取った。
随分前、指輪が手作りできるお店についてやり取りをしていて、そこに行くことになった。
これから指輪がでてくる可能性はあるが、彼女の本音は置いておいて、とりあえずこの件は収束に向かうことになりそうだ。
結婚する前に、もう彼女には頭が上がらなくなりそうだ。
一言、感謝しかない。
もし別の女性だとしたら結婚はなかったことになる可能性はそれなりにあったかなと思う。
繰り返すが、彼女には感謝しかない。
と同時に、こういう人だからこそ私もこの人を結婚相手として選んだのだなと思った。
そして、自分自身の見る目があったとも少し思った。
もちろん、彼女に対しては申し訳ない気持ちと感謝の気持ちしか無い。
最後にもう一度書こう。
彼女には感謝しかない。
そして本当にごめんなさい。
これ、業務で考えたらクビになって良い事象だと思う。
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